ベイマックス
先日注文したBDが届いたので、観るときは子供たちと一緒にと思っていましたが、順番に風呂に
入れたりとか、録ってあるスポンジ・ボブ観たいとか、Minecraft やりたいとか言われて絶対に内容が
頭に入らない気がしたので、ひとりで観てみました(ぉ
モンスターズ・インクの続編、モンスター・ユニバーシティを観たときから感じていたんですけど、
ハリウッドの3DCGアニメのクオリティって、格段に上がりましたよね。
特に光や空気感が現実と見紛うばかりに自然に表現されるようになって、本当に画がきれい。

原題が”Big Hero 6”と知って、ちょっとざわついてた気持ちがこのシーンで一気に解消されました。
フレッドの父親って、あのスタン・リー?(爆笑
ああ、そうかこれはMARVEL原作をディズニー・アレンジしたものなんだと瞬時に理解した瞬間。
はっはーん、これはヒーローものなんやな。
6ってことは6人だろうから、あと1人はやっぱり死んだはずの兄貴なのか?
(最後までタダシは生きていると思っていた)

この作品に限ったことではないけれど、映画の興行時における宣伝内容が作品の本質を誠実に伝えようと
していないのは良くあることで、それが心底嫌で事前に公開前の作品について意識を傾けることは避けてました。
で、実際にこのベイマックスも、国内公開時のイメージ・ポスターから受けるやわらかーい印象とは違って、
バリッバリのアクションものでございました。
シナリオがとてもとても素晴らしく、よく練られた主役級のキャラクター造形や見事な伏線の回収など、
丁寧に作られているだけに、とても悔しいです。
難をいえば、キャラハン教授の娘のアビゲイルとクレイの秘書の女性の容姿がそっくりなおかげで、
後半の肝心なシーンでひどく混乱したことと、タダシが命を落とした大学での火事が唐突すぎて、
何度観ても違和感を感じるってことですかね。
余談ですが、どこかちょっと Mr.インクレディブルにも似ているので、BDで買い直そうかと思っています。
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