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Stealth

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ロブ・コーエン作品とは個人的に相性が良く、一瞬も目が離せなずハラハラドキドキしっぱなしで
鑑賞後にグッタリしてしまう派手なだけのアクション映画や、
ねっとりと頭に張り付いてじわじわと精神力を奪っていくようなサスペンス映画で休日の気分を台無しに
されたくないときにピッタリな映画が多く、この『ステルス』もそんな感じです。

マイケル・ベイや故トニー・スコットには及ばないけれど、ローランド・エメリッヒでガッカリしたくない
ときにおススメです。


人口知能を持った無人ステルス戦闘機の叛乱というか暴走がテーマっちゃテーマなんですが、
トリガーとなるのが落雷時のショックだったりと、あまり重い方向へと導かないバランス感覚は絶妙。
人工知能モノといえばどうしても”HAL2000”がトップに君臨しちゃってるからね。
下手につつくとダダスベリになるのが目に見えてる。

豪華な俳優陣の勿体ない使いかたもこの作品の魅力の一つでもあります。
『Ray』(2004)で同年のアカデミー賞を席巻したジェイミー・フォックスの次の出演作品ということで
期待した人も多そうですが、作品のベクトルが全然違います。

名優サム・シェパードが軍服を着ての登場は、特殊部隊と空軍の違いはあれど『ブラックホーク・ダウン』
とかぶり、ときどき頭が混乱することがありました(苦笑
彼って、同じ軍人役でも寡黙なタイプの方が魅力的なんですけどね。
今回は自分の出世や名誉しか頭にないステレオタイプな役どころを演じてますが、
あんまりこのイメージが定着してほしくないなあ。

観る人の世代によってはマイルズ・ダイソンにしか見えないジョー・モートンの存在感が微妙で、
彼がUSS エイブラハム・リンカーンの艦長役という、出来の良すぎた感じが許容できれば大丈夫でしょう。
悪意がないのに巻き込まれて最後は腹くくって自爆する役とか用意してくれれば良かったのに。

個人的にはヒロイン役のジェシカ・ビールがツボで、おれの中では三大ジェシカの一翼を担うくらい
好きな女優さんなんですけど、彼女って痩せるととたんに普通の人になっちゃうんですよね。
ジャスティン・ティンバーレイクと結婚したあたりから細くなって、オーラを感じなくなりました。
”健康的なアメリカ人女性”の雰囲気を持った女優さんだっただけに残念。
ちなみに、三大ジェシカの残り二人はジェシカ・アルバとサラ・ジェシカ・パーカーです。


そんな感じで主人公のジョシュ・ルーカスの影が薄い作品ですが、アメリカ海軍全面協力の中、
実際に USS エイブラハム・リンカーンで撮影されたシーン(場面としては少ないけど)なんかは、
けっこう貴重なんじゃないでしょうか。

エースコンバットが好きだという人に特におススメです。
あと、機にトラブルが起きて不時着した我らがジェシカたんが単独で北朝鮮国内の森を逃亡するシーンは
『エネミー・ライン』より緊張感があってよくできてると思いました。



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ジョシュ・ルーカス、ジェシカ・ビール 他

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■参考サイト:1年で365本ひたすら映画を観まくる日記 - 完全ネタバレ】映画『ステルス』はこうして作られた!


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