ALL YOU NEED IS KILL 1&2/桜坂洋・小畑健
トム・クルーズ主演のハリウッド映画版もちょっと気になるところではありますが、とりあえず漫画版から
手を付けてみました。
ALL YOU NEED IS KILL

映画版の第一印象が『スターシップ・トゥルーパーズ』っぽいなというのと、トム・クルーズが主演というところで
結構不安だったりするんですが、”ギタイ”と呼ばれる侵略者?の造形は漫画より映画版の方がアリかなあ。
それでも、トランスフォーマーのディセプティコンっぽいのが気にかかるけど。
さておき、実戦での経験が未熟なまま戦場にほっぽり出されて、瞬殺されたかと思いきや出撃の前日に
時間が巻き戻っていて、それならばと覚悟を決めて何度も甦っては敵を攻略する術を身に着けていく様は
さながらテレビゲームのいわゆる”覚えゲー”のようであり、うまくできてんなーと思いました。
そしてなぜ主人公たちはループするのかという理由やそれを止める方法なんかもわかりやすく描いて
あって、すっきりと読みやすい内容の漫画だと思いました。
まあ、エグいっちゃエグいんですが、個人的には物足りなかったかな。
それもみんな『スターシップ・トゥルーパーズ』が悪いんですけどね。
さて、それでは映画版を観るかというと、それほどは盛り上がらなかった。
というのも トム・クルーズ 主演だから。
キライな俳優ではないのだけれど、彼は自分の出演すべき作品を分かっていないと思う。
代表作 『トップガン』 のピート・ミッチェルは彼でしかありえない役だったけれど、それ以外に
トム・クルーズでなければならない役って、彼の過去の出演作品の中でいくつあっただろうか?
個人的には、彼の俳優としての有意義な価値は1990年代で賞味期限が切れていると感じている。
トム・クルーズ is トム・クルーズ
次は原作読んでみようかな。
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