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505


この沼はいつか来た沼、ああそうだよ。

いつか出物があればと思って狙っていたモデルを入手してしまいました。



まだ VAIO が SONY だったころの伝説のモバイルノート、PCG-505(EX/64)でございます。MMX Pentium 233MHz を搭載、メモリは64MB(ギガバイトじゃありません)、ストレージは2.1GBのHDD というスペックに画面サイズが10.4インチ、その投影面積から B5サイズノートPC の一時代を築いた伝説のモデル。




銀色に輝くマグネシウム筐体はとても珍しく、しかし技術的な問題から ”VAIO” のロゴが彫り込まれず印刷だったというところもまた愛くるしい1台。のちに成型技術j.が進歩して彫り込みになったときはとても感動したものですが、愛着という面では妥協してまで本体の薄さにこだわった初期のモデルのほうが思い入れが深いかな。




残念ながら無稼働個体ですが、液晶パネルは奇跡的にビネガー・シンドロームに侵されてはおらず、このまま1/1サイズのフィギュアとして鑑賞用に置いておいてもいいくらい。




年の差およそ10年の VAIO TZ との比較でっす。10年の間にノートPCにも光学ドライブが内蔵されるようになり、より薄く軽くデザインされるようになったのを思うと胸熱ですよね。それも今や光学ドライブも必須とならずさらに薄く作られるようになっているのだから、年代ごとにモバイルノートPCを眺めていると感慨深いものがあります。




さて、動かないものと理解した上で入手したとはいえ、一縷の望みをかけて古いマシンにありがちなCMOSバッテリーの寿命による起動不良とアタリをつけて、合いそうなバッテリーを購入。結論からいうとそもそもコネクタが違っていたので使うことはできませんでした(苦笑。




そのことに気づく前に分解しちゃうわけですが、いやあ懐かしいな・・・。四半世紀前にはクロックアップなんて荒技に手を出したこともあったっけ。




んで、これが件のCMOSバッテリーです。周囲の様子から予想通りに液漏れを起こしているように見えます。これならバッテリーの交換~半日放置で復活の可能性もあり得るかもしれません。




しかし、その液漏れの影響はボトムシャシーにも及び、



コネクタも固着してしまってケーブルがちぎれてしまいました(そもそもコネクタ違いのバッテリーを買っちゃってたけど)。そのうえよく見るとマザーボードにも腐食の跡が見受けられます。こうなるともうお手上げですよね。また新たにマザーボードを用意してみたりとかしないと、あの懐かしい起動音は聴けないのかもしれません。

とりあえず、ビネガー・シンドロームに侵されていない(ただしバックライトが生きているかは未確認)の液晶パネルが入手できたと思えば、損をしたとは一概には言えません。シリンダー型のバッテリーもACアダプタもあるし、なんならタッチペンまで揃っていたので、ニコイチを作る素材にはじゅうぶん成りえると思ってそっと箱にしまいました。←そしてビネガーに侵される(


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