FC2ブログ

カモと和解せよ


一年ぶりに田尻池に来ました。

SDIM7038

こうして毎年同じ時期に同じ場所へ行きたくなるというのは不思議なものですね。もともとはハクチョウの飛来に胸躍らせて写真を撮りに来たのが最初でしたが、今ではハクチョウなんかはどうでもよく、オナガガモをただ眺めるだけで癒されています。


SDIM7039

この日の天候は晴れでしたが、立山連峰はごらんのとおりやや雲がかかった感じで、午後には隠れてしまいました。


SDIM6989

ここのカモたちは人慣れしていて、よほど大きな動作をしないかぎりは離れていきません。なので、適度な距離を保てる SIGMA の 50-100mm F1.8 DC HSM Art が実はちょうどよかったりするのです。フンに気をつけながら腰を下ろし、ゆっくりとした動作でカメラを構えれば逃げられることもありません。鏡筒の長さが変わらないインナーズームというところも重要な要素です。F1.8 というスペックも、ほぼ動かないカモには無関係のように思えますが、冬は日中でも薄暗い富山の気候では ISO感度を100で維持するために明るいレンズは必須だったりします。

べつにカモの撮影のためにこのレンズを買ったわけではないですが、撮影のための完璧なロジックができあがってしまったので、今ではこのレンズ意外に考えられなくなりました。


SDIM6993

今回の撮影では、瞳をとくに意識してピント合わせをしていきました。彼らの目にはおれみたいな人間はどんなふうに映っているのでしょうか。聞いてみたいようなみたくないような。


SDIM6999

雄の頭部の色は、完全なこげ茶ではなくやや緑がかった部分があるのが特徴です。この色合いを写真に残すのが難しくて、数年にわたってチャンスをうかがっていたのを思い出しました。


SDIM7008

ボリボリボリボリ・・・


SDIM7015

ずっと雌かと思って写真を撮って、いざ家に帰って確認をしているとそれは実は雄だったということも、よくあります。嘴の両サイドに白い模様があれば雄なので、この写真のオナガガモの場合は繁殖羽へ換わる途中のエクリプスということになります。


SDIM7016

”エクリプス”って言葉の響きもまたミステリアスでかっこいいじゃないですか。


SDIM7024

ボリボリボリボリ・・・


SDIM7025

このおまんじゅうみたいな体形がいいですねえ。


SDIM7037

これから少し天気の悪い日の続く予報が出ていますが、その日そのときなりにその姿を眺めるのは悪くありません。だって、いつでも彼らはそこにいてくれるから。




スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
サイト内検索
リンク