RAIN TREE CROW
英国出身のバンド ”JAPAN” が約8年の活動に終止符を打ってから7年―。”RAIN TREE CROW” となって再結成!・・・とまでは良かったものの、フロントマンであるデヴィッド・シルヴィアンとバンドメンバーとの確執からこのときだけの活動に終わったという経緯はとある界隈では有名な話で、そののちにフロントマン抜きで他のメンバー同士で別のユニットを組んだりとか、全員は揃わないけれども再び歩み寄ったりと、ロックバンドならどこにでもあるような話の中で、メンバーの中でも特に異彩を放っていたベーシスト、ミック・カーンが2011年に癌で鬼籍に入ってしまったことで文字通りに伝説のバンドとなってしまいました。

というわけで、リリース当時(28年前!)に発売日ゲットまでしていたものの、そのままどこかへやってしまい(または酔っぱらった勢いで人に押し付けたか)、2003年にリマスター盤という名のEU盤(しかもCCCD)で買い直してから年に数回は必ず聴いてきたそのアルバムを、ふと思い立ってヤフオクで落札してみました。
おれは楽器が弾けないので即興演奏といわれてもポカーン( ゚д゚)となるんですが、このアルバムを聴いた当時はこれまで感じてきた音楽というものの概念が変わったと思ったものです。

そうそう、このジャケ写なのよ!(リマスター盤はデジパック仕様でモノクロプリント)・・・藤原新也の 『アメリカン ルーレット』 の写真を使ったこのアルバムジャケットがすごく好きで。

好き過ぎてその 『アメリカン ルーレット』 も買ったんだよね。

このエントリを書くにあたって少し調べていたら、リマスター盤も2種類あって、おれが買った3年後にはコピーコントロールのないのもリリースされていた模様。さらにさらに、今年の4月にはなんとアナログレコード盤が再発とな。若いころはボーナストラックが付いている方がお得!と思っていたものなんですが、やっぱり発売当時の曲編成のものが当時の感覚を体感できると再認識したので、アナログレコード盤も欲しくなってしまっている今日このごろです。
追記―2008年には紙ジャケット仕様で再発、2013年にはSHM-CDで再発されているらしいです。
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