あめふらし④
前回までのあらすじ―
センサーダストのクリーニングに出した sd Quattro が戻ってくるまでの間、充電器やら薬用石鹸ミューズのウェットクロスなどを購入したむっちーだったが、SIGMA からの作業完了連絡の際に白化したバッテリーグリップのゴムも交換したと聞かされ、ブログのネタをひとつ潰されたのであった・・・。

[ SIGMA sd Quattro / 24-35mm F2 DG HSM | Art ]
というわけで、センサーだけでなく筐体もきれいにクリーニングされて帰ってきた sd Quattro を持ってさっそく雨晴へとやって来ました。やっぱりファインダーにセンサーダストが映り込まないのは精神的に良いですねえ。これまでは開放からシャープにいくつものゴミが映り込んでいたのを撮影後に Lightroom でポチポチとスポット修正してたんだから、その手間もないのはラクだぜ。
今年もまともにカメラを使えるのは一ヶ月強くらいしか残っていないので(雪多いからね)、できるだけ時間を有効に使って撮影に出かけたいと思います。

[ SIGMA sd Quattro / 24-35mm F2 DG HSM | Art ]
同じ撮影地に何度も足を運ぶのには理由があって、季節や時間ごとの太陽の位置を体で覚えておきたいから。この日は14時8分に雨晴駅に着く氷見駅行きの車両を撮るために来たのだけれど、日照はこんな感じ。ところで、SIGMA の会津工場から帰ってきた sd Quattro 、直前まで使っていたはずなので電池の残量は少し減ってたと思うのね。それがあらためて見てみると、満充電されてるような気がするの。ってことはだよ、2本同時に充電できるあの充電器でさえもすぐには試せないってことじゃないか―。
またしてもブログネタをひとつ潰しやがったな、SIGMA めええええええ!(笑

[ SIGMA sd Quattro / 24-35mm F2 DG HSM | Art ]
それはさておき、なんとなく気分が落ち着かない。これまであったもの(センサーダスト)がなくなったことによる意識のちょっとしたズレなのか(わがままだな)、前に来たときには代わりに EOS 7D で撮影に来てたからその感覚との違いなのか、よく分からない。もしかしたら、生まれて初めて同じカメラを持ってる人と会う(彼の愛機は sd Quattro ”H” だけど)ことに今からソワソワしちゃってるのかもしれない。

[ SIGMA sd Quattro / 24-35mm F2 DG HSM | Art ]
「心、ここにあらず、だな」 そうつぶやく間に目の前を目的の車両が通り過ぎて行く。あぶないあぶない、また見切れて失敗するところだった。この構図の難しさは、一瞬でもタイミングがずれると写真の主題がぼやけてしまうところにある。だから何度もここへ来て感覚を研ぎ澄ますんだ。

[ SIGMA sd Quattro / 24-35mm F2 DG HSM | Art ]
それにしても秋の光線は難しい。今の時季の富山は鉄道なんかを撮るよりも風景とかスナップ写真とかのほうが面白い写真が撮れそうだ。明日友だちに会ったら、いっしょにどんな写真を撮れるだろう。
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