Macromanic 7
70mm マクロと森林の相性は抜群に良いと思う。気がつけば休日のたびに地元にある森へ入っては気に向くままにシャッターを切っている。相変わらず外は暑いので、比較的気温の低い午前中の活動を心がけ、自前の熱中症対策グッズを携えて歩く日々。帰ったら保育所に通う次男を迎えに行く時間まで昼寝するんだ。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
いつも到着するなり感じるのは、早く帰ってビール呑みてえ!という強烈な欲求だ。だったら外に出なきゃいいのにと自分で突っ込みながら歩く。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
散歩道を道なりに歩いていると、そばに生えている樹のあたりから大きな羽音と飛翔する影。それを目で追うと、そこには大きなカミキリムシがいました。ついマクロレンズを持っていると昆虫を撮ってしまいたくなるパターンもそろそろマンネリじゃないかと思うがひとこと言わせてほしい。
カミキリマクロ、大成功♪
ちなみに、AFだと枝にめっちゃピント持っていかれるので、ズドンとMFでキメました。二回くらい失敗した。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
これも、AFだと物足りないのでMFで攻めます。よく見てみて、目のところにおれが映ってる!

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
森というテクスチャにまぎれ込む小動物を見つけるのが早くなった。たまには木を見て森を見ないのも楽しいよ、自然というものは生き物のいろんな姿を見せてくれる。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
んで、森の部分はといえば、こういうものに目を奪われる。これはSIGMAユーザーだからなのではなく、おれの場合は昔からこうだったってだけだ。いろんなカメラを使ってきたけれど、行き着いたのがたまたま sd Quattro だった。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
この森の散策路は県民公園内とは言え、舐めてたらちょっとヤバいくらいのヤバさだった(語彙力)。太閤山ランドあたりは基本的にアスファルトで舗装されていたり、木の板が張られた散策路を歩くだけだったりするのに、ここは人工物の少ないほぼ自然のままの森を歩くことになる。おかげで照り返しもなく無駄に体力を消耗しないという点では理想的。
また、そのぶん木々を住処に生活している虫たちとはやたら距離が近くて、不意打ちを食らうこともしばしば。あと、蚊も多くて撮影に没頭するのが難しかったなあ。防虫剤も持たずに来たのになぜか刺されることは一切なく、たんに羽音がうるさいだけだったけど。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
以前カブトムシを飼ってたときと同じ臭いがしたので足を止めてみると、そこにはたぶんじゃない、まちがいなくカナブンの集団吸汁が・・・!それも、ノコギリクワガタの交尾つきで(

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
思わず興奮してしまった気を鎮めながら歩きます。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
ほほう、サカキねえ・・・。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
昭和天皇と香淳皇后の両陛下が昭和44年に植樹された、三種類の御手植えのスギもこんなにたくましくなりました。

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
これは何の木組みだろう?

[ SIGMA sd Quattro / 70mm F2.8 DG MACRO | Art ]
立派なカブトムシだったけれど、腹から下が喰われていた。ここまで大きくなったってことは、環境が良いんだろうな。昆虫や昆虫の死骸なんか気持ち悪いという人も多いと思いますが、おれは自然のこういう様態を見ては、自分は生きているのではなく生かされているのだと感じるんです。
ああ、早く夕方の用事も済ませて冷えたビール呑みてえ・・・!
スポンサーサイト