ヒスイ海岸に行ってきた
10日ほど前に家族全員で宮崎海岸に行ったのが長男的に不完全燃焼だったようなので、今度は二人だけで行くことにしました。長女との東京行きもそうだったけど、次男がいるとどうしても彼中心で行動せざるを得ないので、大きい子にはフラストレーションがたまらなくもないってわけで。
この日の富山市の天候は、どちらかというとインドア向きでしたが、そこはそれ。自宅から 40km東にある朝日町~糸魚川方面の降水確率が富山市よりも低いことに一縷の望みをかけて、おれたちは好きにするをしたぜ!

いざ到着してみると、思ってたよりも天気が良くて安心しました。

というわけで、ヒスイ海岸。宮崎漁港から境川までの4km程度の一帯の砂利浜の通称でもありますが、この日は前回遊んだ場所よりも西側、漁港側周辺から攻めることにしました。
目的はもちろん、ヒスイ探し(笑

小さいときから鉱石が好きだった長男。夏休みに家にいる間はずっとスマホで動画見てるか、テレビゲームして過ごすしかしていないので、彼の興味の範疇にあるものをダシにして外に連れ出したかったのが本音。どこにも出かけなくて、家でお互いスマホの画面を一日眺めて終るだけじゃ、そこにいないのと一緒だからね。

しかし、この宮崎海岸。この写真くらいの大きさの砂利なら素足でもいいんだけど、もうちょっと大きい石のあるエリアに突入すると足ツボマッサージ並みに悶絶しながら歩くハメになります。

前に来たときは波が高かったけど、今日は穏やかで良かったね。

平日なせいか、誰もいない浜茶屋。

地元の海水浴場よりも透明度が高いんだよね。テトラポッドも少な目で見晴らしも良いし、ここ何年も訪れていなかったけど来年も泳ぎに来ていいかも、と思ったよ。

ヒスイ探しは海岸を往復2kmほど歩いてあきらめ、駐車場へ帰るときに一羽のウミネコに出会いました。
・・・よく見ると、右足が変色、壊死しかかっていました。残念だけど助けてあげられる術がないし、無責任に干渉はできないんだ。それが野生のルール。

お昼ご飯は、事前にちょっと調べておいた朝日町の 『なないろKAN』 のレストランで摂ることにしました。初めて来たけど、入口までどんだけ歩かせる気なのか(苦笑

んで、目当てはこれ。6tもあるヒスイの原石がロビーに鎮座しとるとですよ!

さっそく拾ってきたヒスイっぽい石と見比べてみると、これってけっこうイイ線いってるんじゃないかと思うほどに模様が似てますよね。おれはこれでこの日の勝利を確信しました。そのうちどこかでちゃんと鑑定してもらって、換金するんだ♪

レストランの名称はその名も 「あじわい館」 。長男がランチに選んだメニューは、いちばん人気のハヤシオムライス。ただし、長男は朝からおにぎり3個を平らげ、かつ宮崎海岸からの帰りにコカ・コーラのペットボトル150mlをラッパ飲みしてきたため、珍しく途中でギブアップ。

おれは特に何でも良かったので、適当に醤油チャーシューメンを注文しました。

まるで高速道路のサービスエリアで出てくるような無難な味でしたが、長男の食べ残しを助けるという意味ではちょうどいい味の薄さと量でしたね。まあ、ここで何かを食べるならハヤシオムライス一択なのでしょう(たかがラーメンなのに出てくるのが遅かった)。
ちょっと強行気味のドライブでしたが、今年の夏の締めくくりには良い感じの、少し寂しげでどこか気だるい一日を過ごしました。
ヒスイは特に毎年雪解け水が海へと流れだすころが狙い目だそうで、来年の3~5月にまた来ようかなと思っています。
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