白鳥城址に行ってきた
富山県出身の写真家、テラウチマサト氏が審査委員務める富山市主催のフォトコンテスト、
『とやま森の四季彩フォトコンテスト』 に夫婦で応募するための写真を撮りに、
呉羽山丘陵の南西にある、白鳥城址に行ってきたぞ、と。
ちなみに優勝賞金は破格の200万円(!)、それに目がくらんだのか、出不精の嫁が俄然やる気
になって、おれの持ってるカメラの中から自分でも扱えそうなのを貸せと言ってきたという(苦笑

んで、とりあえず行動できる範囲内の森らしきものがある場所として、この白鳥城址を思いついた
次第。
ふだん呉羽山といえば、立山連峰をバックに北陸新幹線を撮るために旧国道より北側で撮ることが
多いだけに、この場所に来るのはそう何度もなかった記憶が。下手すりゃ初めてかも。

来てみたはいいけれど、この天候はどうしたものかと。快晴ならば立山連峰が観れたのになあ。
仕方なく、雨宿りがてらに展望台に上ってしばし作戦を練り直すことに。

まあ、練り直そうにも嫁に手渡したカメラは Canon の EOS M2 と、EF-M 22mm F2 STM
のセットだしなあ・・・。
これまでスマートフォンかコンデジでしか写真を撮ったことのない人を相手に、手振れ
補正なしのボディと単焦点レンズを涼しい顔して持たせるなんて無茶なことを・・・と思いつつも、
元はといえば、趣味のない嫁に持たせようとして買ったカメラだったことを思い出したりもして。
(嫁は人からもらったものを使わずにしまっておく性格なので、あとから考えたら今回のは正解
だったと思う。所有者はあくまでもおれだけど、永久レンタルってことにしておけば良いのだから)
ごめん、手軽な望遠レンズなんて持っていなくて(ぉ

嫁が退屈しのぎに鳴き真似をしてカラスを混乱させる。

雨が少し落ち着いてきたので、本降りになる前に散策することに。
野鳥とかを作品に絡めることができたら、なかなか良い写真になるかも・・・!

散策とは言ってみたものの、ふつうに軽めの山登りですけども(苦笑
体力落ちてんのに大丈夫かな、家に帰ってから反動でまた寝込まないかという心配も。

というわけで、本丸跡らしき場所に着いたー。
ここまで来るのに次男のズボンも履物もドロドロになったのは言うまでもない(
途中、富山空港へ着陸する旅客機がかなり近くで見られたので、今度は一人で飛行機撮影目当て
に来てみようかと心に誓った次第。

元気なら、うれしいね。

便利ズームは文字通りに便利だとは思うけけれど、目が肥えてくると描写の甘さが気になって
仕方なくなりますね。この場面で sd Quattro だったら・・・と思わずにはいられないことがしばしば。
とはいえ、PENTAX機の緑や橙の描写はなかなか味があって、手放すまでには至りません。

この写真は EOS M2 で撮ったもの。コンテストのエントリーには未公表作品が条件なので、
嫁の撮った写真をここには載せられませんが、同じ被写体を違う構図でおれが撮ったものを
代わりに載せます。
(このカメラ、ぜんぜん寄れないって不満をさんざん聞かされた)
この色の深みは Canon らしくて好きだし、この色を叩きだす EF-M 22mm F2 STM は隠れた
銘玉だと思う。
コンテストに入賞しなくても別にいいんだ、この日いっしょに写真を撮りに来れたことが賞金
以上の価値がある。
むしろ、比べ物にならないくらいだ。
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