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iPod nano MA980J/A


ちょっと古めの Apple デバイスにはなぜか惹かれてしまうんですよね・・・。



というわけで、うっかり立ち寄ってしまったハード●フでさっくりと捕獲しましたのは、iPod nano 第3世代(8GB)でございます。発売は2007年9月5日とのことなので、14年モノですか(たぶん)。古めどころの騒ぎじゃありませんね。




タッチスクリーン全盛期となった今や、このクリックホイールの操作がかなり新鮮。というか、個人的にはクリックホイール搭載最終モデルとなった iPod classic を毎日のように家電量販店に足を運んでいたにも関わらず、買い損ねたという苦い思い出があったので、いつかは触ってみたかったインターフェースでした。

うりゃー、ぐりぐりぐりぐり!

いやあ、良いですねー。このジョブズの残り香のようなデザインとこの独特な触れたときの感覚は。




鏡面仕上げの背面も傷はさほど多くもなく、ケース・ケーブル付きで2,200円(税込)だったのは掘り出し物だったのではないでしょうか。バッテリーの持ちも特に異常はみられず、回り道をする理由となった音の悪さ以外は何の問題もありません。そう、今でこそあまり気にならなくなってきたのですが、10年ほど前はウォークマンのほうが iPod よりも音が良いとされていたのです。

ただ、おれが持っていた NW-Z1000 は音はともかくとしてバッテリーの持ちが致命的に悪かったのと、当時は珍しかった Andoroid OS の今とは比べ物にはならない操作性の悪さで 、結局は iPhone にすべてを託すしかなかったのは本当。周辺機器も豊富だったし、何より ”1台でいくつもの役割を果たせる” モノが大好物なときだったので。その後 iPod touch も買いましたが、前述の理由であまり使うことはありませんでした。←なぜ買ったし。




これまた懐かしい 30ピンの USBケーブル。自宅にもストックは何本かありましたが、付属してくれてたおかげで温存することができました。ソニーが新しい機器を発売するたびに新規格のコネクタを採用するのにはムカつくけど、Apple ならなぜか腹が立たないのは謎です。


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興譲 ―ゆずるをおこす―


出張の帰り道、自分用のお土産に 「道の駅米沢」 で買いました。

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浜田株式会社さんの限定醸造酒、 『興譲 ゆずるをおこす 』(搾りたて無濾過原酒)でございます。


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山形県産の 「つや姫」 を100%使用とのことで、ほかにも様々な種類の日本酒が丁寧な説明POPを添えられて陳列されていましたが、どれを買おうか躊躇していたところお店の人に ”限定品ですよ” と声を掛けられて観念して選びました(ぉ 限定品に弱いのは男のサガなのだよ・・・。

ところで、”ゆずるをおこす”って聞き慣れない上に語呂が悪いなと思いながら調べてみたところ、出羽国の心意気とでも言いましょうか、米沢藩九代藩主上杉治憲(鷹山)が興した藩校の名称、『興譲館』(命名は儒学者の細井平洲) に由来し、平洲が説いた人として大切にすべき思いやりの心、つまりは「譲る」 こと。その反対に思い上がり見下す心があると言いますが、相手を思いやらずに奪うばかりで譲り合うことがなければお互いの心を通わせることはない、だから思いやりの心を忘れるなという精神と、それを育むために教育の場を 「興した」ので、興譲館と。なるほど、米沢市内にある米沢興譲館という県立高校があるのもその由来なのね。学校とは卒業までの単位を与えるだけの場でなく、人として成長できるように育てる教育の場であるというその本質がその名にあるんだなあと思いました。


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というわけで、いただきまーす。アテはクマデジタルさんからいただいた福島りょうぜん漬け本舗プレゼンツ、とうちゃん漬(福島県産エゴマ入り)、君に決めた!・・・これがまた一見ご飯に合う系かと思いきや、お酒がスイスイ進む系じゃあありませんか。出張を終えた翌日に出社したあと、有給をはさんだ三連休を取ったので、ニンニク臭くても大丈夫だい。

肝心の 「興譲」 は、おれの大好きな 「成政」 に似たフルーティーなお味かつ、キレも良くてとても吞みやすいお酒ですね。基本的に何にでも合うオールマイティなお酒だとは思いますが、呑みながら思い浮かべるのは出発地が遠いからと柏崎で運転を交代してくれた同行者の人(お菓子までくれた)、福島から手土産を携えて会いに来てくれたクマデジタルさん。初めて会う人、久しぶりに会う人それぞれに思いやりの心をいただいておりながら、何の準備もしていなくて手ぶらでお別れしてしまってすいませんでした(汗

ああ、「譲り合う―相手を思いやる心」 を常におろそかにしないようにしなきゃ、そう反省しながら一晩で吞んじゃった。



牛と羊


携わっている業種的にはあまりないケースなのですが、仕事でちょっと山形方面まで行ってきました。3月に閉店する量販店の販売応援―という名の敗戦処理―のためです。”あまりないケース”というのは、それのために車で自走して片道400kmも離れた土地まで向かうこと。人選リストに挙がった時期はまた1月の中頃だったため、天候的な意味で同僚・家族から 「なぜこの時期に」 と訝しがられましたが、大人の仕事だからとあまり気にも留めていませんでした。

むしろ、こういう機会でもなければ東北地方なんてまず足が向かないので、チャンスは最大限に生かすべき。

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というわけで、朝8時すぎに富山を出発して、お昼には福島県は喜多方市に到達。北陸道・磐越道ともに雪の影響はまったくなく、なんならこの時期には珍しいくらいの快晴だったという。雪による事故や立ち往生といった心配はまったくの杞憂でしたね。

せっかく会津を通過するので、喜多方ラーメンを食べに来たかったわけですが、周辺道路の積雪や工事車両のせいで目星をつけていた有名店へはたどり着けず、同行者が代案で思いついた 『会津喜多方ラーメン館』 を無難に選択。観光客がよく集まるところだし、大きく外すことはないだろうと思って。


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入店したのはラーメン館本館のほうではなく、同じ敷地内にある 「たんぽぽ亭」 さん。なんで敢えてここにしたのかは忘れましたが、普通に美味しかったです。むしろ味と色がピーキーで塩辛いだけのラーメンを観光名物にしている富山が恥ずかしいくらいでした。ちなみに同行者は新潟県人だったのですが、”富山ブラックを謳う店の富山ブラックは旨くない”という説で意気投合してしまいました。


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大好きな中太ちぢれ麺に魚介系のあっさりスープがよく絡みます。富山で食べるラーメンと比べてはいけません。このあっさりで優しい味が良いんです。お腹が空き過ぎたのでついうっかり半チャーハンも頼んじゃったわ。晩ごはん、食べれるかなあ。





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目的地の山形県米沢市に着きました。さすがガチな雪国、積雪量がハンパないです。しかしながら除雪作業のクオリティが高く、道路渋滞が起きることもなく平穏に時間が流れているという雰囲気。周囲を観察してみて気づいたのですが、比較的細い道路でも除雪車が交通整理係の人とセットで作業をしているのと、雪を運ぶダンプトラックの往来が多いですね。人手はもちろん、大型車両の通行規制がおそらく富山よりも緩いのでしょう。富山だと除雪車は昼間活動しねえわ(夜行性かよ)、道路わきにどかした雪は置きっぱなしだわでどう見てもレベルが違いすぎます。スラムダンクに例えるならば、豊玉と陵南くらいに根性が違いましたね。


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初日の仕事を終えたあとは、米沢駅前で晩ごはんを食べることに。せっかくここまで来たのだからと米沢牛ステーキ一択でございます。駅周辺にはたくさんの焼き肉屋が建ち並んでいますが、営業時間と料金とを勘案した結果 『東洋館』 さんという老舗っぽいお店に入店。ラストオーダー近い時間帯でしたが快く迎え入れていただいてありがたかったです。ここで肉食えずにコンビニ飯になっちゃった日には一生後悔しちゃうもんね。


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女将さんから 「せっかく米沢に来られたので、ぜひ米沢を好きになってください」 とサービスしていただいたのは、まさかのローストビーフ。これだけでも立派にお金取れそうなものなのに本当にうれしい!まちがいなく米沢に惚れたわ(ぉ


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添え物として米沢市名産の雪菜をぶっこんでくるところがまたニクイ(肉じゃないけど)。お肉ならば通販でお取り寄せもできると思いますが、こうした地元でしか食べられない野菜はなかなか貴重ということで、嫁への土産物に決定―。


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そして、ついにやって来たのは 「牛ロースステーキ」 200㌘!!! 嫁には見せられないお値段だったぜ・・・。


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食道が細いのでこうして細かく切っていくのがおれのスタイル。ちなみにサーロインとかは嚥下できないので食べられません。さておき、物欲が薄まってお金をあまり使わなくなったぶん、こうした特別な機会の食事に全振りできるのも悪くはないですよね。また、話のネタができるのもうれしい。お店から出るときに、「ごちそうさまでした、お腹いっぱいになりました!」 と女将さんに言ったら、驚かれたと同時にとてもよろこんでもらえました。一期一会かもしれないけど、美味しい食事というのはずっと記憶に残るもんだ。






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そして、二日目―。

おれが山形県に来ているということで、お隣りの福島県に仕事で来ていたクマデジタルさんと数年ぶりに再会。うれしかった反面、こんなところで会うのもなかなか不思議な気持ちになりますよね(苦笑。しょっぱい仕事をしている最中だったので精神的にとても救われました。

いつだったか、四本木さんが富山に来られたときに同行されていた方が 「中年になってから知り合った友人は大切にしなよ」(大意)と言っておられたのを思い出しました。また、今回の出張に急に同行することになった新潟の店舗の2人(初対面)が清々しいくらいの好人物で、当初は単独行動という指示だったのを嬉しいとさえ思っていたのに、この2人との知己を得たことがとてもありがたく思えましたね。予測できないことが起きて、それが良い方向に転んだときって最高にいい気分です。三国志に例えるならば、張飛が劉備と関羽と出会ったほどの出会いです。


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その夜、さすがに二日続けて牛肉を食うのは(胃とお財布に)キツイということで、仕事先の従業員で米沢出身の人にお薦めの食事はないかと訊いたら、「米沢のソウルフードは牛肉ではなく羊肉なんだぜ」 と教えてもらったので、地元の名店 『なみかた羊肉店』 さんに来てみました。羊・・・ですか、たぶん食べたことないかもしれません。


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このお店、昼間は1階でお肉屋さんを営業、夜は2階の食堂で美味しい羊肉とお酒が楽しめるそうです。米沢と羊、想像を超えた組み合わせではありますが、いったいどんな味なんだろう。


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そんな不安をよそに、このお店にはひっきりなしに人が出入りしていて地元での人気ぶりが窺えました。飛び込みで入ったおれたちは連絡先を伝えて席が空くまでいったん外で待つことに。外は寒いがこれだけ客入りがあるってことはこの店は当たりかもしれんぞ・・・。


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そういえば羊の肉といえばジンギスカンですが、このお店の看板メニューは「義経焼」だそうです。ジンギスカンをベースに特製の味噌ダレで羊肉の旨味を引き出したとか。


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義経といえば兄の頼朝に追われて奥州へ逃げ延び、岩手で死んだ―と見せかけてモンゴルでチンギス・ハンと名乗るようになったトンデモ説があったりもしますが、それに因んでいるところもまた面白い。値段の相場も量もよく分からないけれど、同行者と相談してチャチャっと注文することに。せっかく来たんだから、美味しいものでも食べていかないとやりきれん。


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ニューノーマル時代らしく、注文は基本的にタブレット端末でとなっていました。注目は右下です(笑。


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とりあえず盛り合わせで様子を伺ってからの~


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ラム肉の唐揚げの食感に感動しつつ~


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赤身の上モモを堪能~

ていうか、ラム肉って筋のない鶏肉みたいにさっぱりしていてしかもめちゃくちゃ柔らかいですよね。たしかに臭いは独特ですが、そんなに嫌でもないと思います。ただ、死んだ牛の肉を焼いたときの匂いとは明らかに異なるので、その違和感をスルーできるかどうかで好みは分かれるのかなと。


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盛り合わせでなんとなく羊肉の扱いに慣れたところで 米沢のソウルフード 「義経焼」 (生ラム/牛若丸)を投入。白ごはんが止まりません。


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見た目は大きな豚コマですが、柔らかさが格段に違うんですぜ。これは良い店を紹介してもらったもんだ、もう来ることはないだろうけれど、人に会うごとにこの写真を見せて教えてあげよう。米沢のソウルフードは牛肉ではなく羊肉だということを。





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その夜、XVIDEOS Clubhouse をしながらホテルでまったりしようと、ホテル用 Wi-Fi ルーターを用意していたまさにそのときでした。


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へっ?


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いや、ここ7階なんですけど・・・(汗

福島、宮城で震度6強の地震 - BBC

基本的に富山県民は震度2以上の地震というのはあまり経験したことがありません。東北地方太平洋沖地震はさすがに記憶していますが、その前後の新潟の地震あたりになるとうっすらとした記憶がある程度。なので、強めの横揺れが長い時間続く今回の地震には正直焦りましたね。幸い建物の倒壊や物が落ちたことでの被害もなく無事でしたが、クマデジタルさんの滞在先である福島はやはり被害が大きく、津波はなかったものの、やはりあのときの地震を思い出させました。しかも、今回の地震は10年前のやつの”余震”だというから不気味です。


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翌朝のニュース番組はこのとおり。山形県全体では震度5弱っぽい感じですが、米沢駅周辺は震度4弱だったそうです。それでもふだん滅多に体験しない揺れだったんで驚いたなあ。ちなみに同行者は新潟出身だったので、3.11どころか中越沖地震も経験しているので顔色ひとつ変えていませんでした。


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最終日の仕事を済ませ、帰路につきます。ちょうどお昼過ぎだったので高速道路に乗る前にと 『道の駅米沢』 へ。ここへは前日にクマデジタルさんが米沢牛を食いに来てました。


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しかし、さすがに三日続けて偶蹄目の肉を食うのは(胃とお財布に)キツイので、おれはシンプルにお蕎麦を選択。ただし、ちょっとだけ贅沢をして天ぷら蕎麦(1,400円)にしてみたんですが、天ぷらが嘘みたいにサクサクでふだんこういう場面での天ぷらってべちゃっとしているようなものなので、嫌々食べる覚悟でいたのになんですかこれ、大当たりじゃないですか。

しかも十割蕎麦だったのでコシも強く、見た目以上に腹持ちがよくて結局この日の夜は何も食べられなかったほど(苦笑。


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それにしても、米沢はいいところでしたね。仕事でなければもっともっと探索範囲を広げてみたかったけれど、富山から来るには日帰りはちょっと厳しいし、よほどの理由がなければ来れないかなあ。それにしても、この日このタイミングでなければ会うことがかなわなかった友だちにも会えたし、記憶に残る出張でございました。




おしまい。

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