蜜と林檎③
ついに本懐を遂げました。

Mac Mini (Early 2009)で上げられる上限の Mac OS X 10.11.6 ”El Capitan” へのアップグレードに成功。初めてデスクトップ画面を見たとき 「あれ、何も変わっていないじゃないか」 と一瞬思ったのですが、たんに Mac OS X 10.5.8 ”Leopard” のときに壁紙を El Capitan のものに変えていたことを思い出しました。なんだか余計なことをしてしまった気分です(ぉ

粛々とセットアップは進み、MacBook Air 11 inch(Late 2010) ともお互いを意識し合う仲に。
ここに至るまでには様々な問題にぶつかりましたが、適切に対応することで 11年前の Mac を今でも現役で使えるようすることができましたぞ。結局 「@」が打てない問題は選択したキーボードが意図した仕様のものでなく、Leopard のように古い OS では誤動作を起こす MB110J/B のほうだったことが(状況判断により)分かり、El Capitan にアップグレードするためだけに用意した Mac OS X 10.6.8 ”Snow Leopard”をインストールすることで解消、続いて公式サイトからダウンロードした El Capitan のインストーラーを起動、3時間ほどかかりましたがようやく本当の El Capitan とご対面となりました。
Mac というか iPhone も含めて Apple 製品を現代に合わせて使うために必要な iTunes は Snow Leopard でもまともに動かず(Apple ID がはじかれる)、El Capitan になってやっとちゃんとパソコンとして使えるようになりましたね。iCloud Drive とも同期できるので、今後は Windows 機も含めて適所で使っていこうと思います。
あとは最低でも2年以内には現行 OS の利用できるモデルを中古じゃなく新品で手に入れられたらた良いなあ。
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Apple Mighty Mouse USB A1152
Mac mini (Early 2009)用に純正マウスを入手しました。もちろん中古でしたが、本当はヤフオクで新品が出ていたので多少お金がかかっても”消耗品のスタート地点は新品から”じゃないと、と思って身構えていたのですが、終了30分前に寝落ちしてしまって競り負けたので、めんどくさくなって適当に程度の良さそうなのを落札してみました。

というわけで、Apple の純正品 「Mighty Mouse」 でございます。
個人的な経験則として Bluetooth にはイマイチ信用が置けないので、あえてUSB 接続のものを選びました。キーボードも USBハブ内蔵で便利なやつを使っているわけだしね。・・・ANSI配列で認識されたまんまだけど(棒
しかし、やはりしょせん消耗品は消耗品、特にこの製品固有の問題を抱えていて、やっぱおれ Mac に向いていないのかな、それともジョブズって結局上っ面の体裁だけ良くって中身や本質はグズグズだったのかなとか複雑な思いを抱えながら向き合いましたよ、
スクロールボールの感度不良に。
具体的にいうと、上スクロールは問題なく動作し、下スクロールはほぼ利かないという症状でした。手練れの Mac ユーザーの人ならきっと、ああそんなのあるあるーってなるんでしょうけども。
んで、結論としてはネットで拾った情報のうちのひとつである”ひっくり返してコピー用紙の上でグリグリしなはれや”というテクニックを用いて無事解決できたのでした。いやあ、キーボードに続いてマウスもかよ!ってちょっと思ったけど今回は無事トラブル回避できて安心しました。
ついでに、Mac mini の電源ボタンって背面にあるのですが、いちいち入り切りするのも面倒なので常にスリープ状態にするようにしたいところがマウス(Windows 用のワイヤレスマウス)にちょびっとでも触れるとズギューンって起きちゃうので、いちいちマウスの電源を切っていたんですよね。それが、今回純正マウスにすることで、スリープからの復帰はキーボード上のキーを適当に押せばOKって感じになってとっても便利!
それだけを言いたかったんです。
キーボード人生
マーベラー!!レオパルドン!!!

・・・中古で手に入れた Mac mini Early 2009 (Mac OS X 10.5.8 Leopard)に手持ちの Windows用キーボードを接続して数日使ってみたところ、かな変換とかがわりと不便だった(キーマッピングを変えるのも面倒くさい)のでやっぱ純正じゃなきゃねってことで、ヤフオクで JIS規格の Apple Keyboard MB110J/A(テンキー付き)を入手してつなげてみたところ、「@ キーを押すと [ になってしまう」 問題にブチ当たってしまい、ああそうだよねド素人が興味本位で古くてしかも慣れてない OS の入った PC なんかに手を出すからだよね、と枕を濡らしながら夜を明かしたわけですが、これまでなぜ Mac に縁がなかったのかようやく理解できました。
きっとこうなることを予測して、本能的に避けていたに他ならない(キリッ
Windows PC もまあまあ面倒くさいし理不尽なところもあるけれど、転び方を知って走るのとそうでないのとは違うのだ。もしかしたらおれはもう立ち上がることすらできないのでは?というすっ転び方を盛大に味わっている。でも、こんなときは問題の切り分けと考え得る落とし穴を整理して対策を練ることに。あきらめるという選択肢ははじめからあるわけないし、走り出したら止まらないぜおれの人生にブレーキは必要ねえぜ!(誰か止めて)
さて、Windows用のキーボードを接続して最初の設定を行うときに起動する 「Keyboard Setup Assistant」 は、純正のキーボードの接続時にはお隠れあそばされるようでした(使えねえな)。ターミナルから呼び出してみても無反応でございました。
■キーボードの設定 - Apple コミュニティ
Mac OS のシステム環境設定では、Leopard の場合キーボードとマウスのコンフィグがセットになっていて、かつ 「キーボードの種類を変更」 というボタンも存在しません。「ことえり」 の設定画面を眺めても該当しそうな部分は見当たらずこりゃあ完全に詰んだね。ていうか同じ問題にブチ当たってる人がけっこういるやん(笑・・・だいぶ昔にだけど。
■Apple keyboard 10key 付き JIS MB110J/B のまとめ | 裏 HS Works
そこで、”USB JIS Keyboard Layout 1.0.1”というツールの存在を知り、さっそく強制的に JIS 配列にしちゃえ!と思っていたらサイトそのものが消えていて震えた。これは遅きに失したか・・・。
■Macを教える・教わるコミュの【操作】 @が打てない
いったんちょっと冷静になって、上記のサイトになるように「Shift+2(テンキーじゃないほう)で@が出るかどうか」 を試してみたところ、なんと 「@」 が打てたじゃねーかよ。おおおお、おれの@、会いたかったよー!しかし、これは同時に 「JIS 配列ではなく ANSI 配列として認識されてしまっている」 ことを意味する事象なのであった。
ちなみに、猫の人から譲ってもらった MacBook Air Late 2010(10.13.6 High Sierra) に Apple Keyboard を接続すると、ちゃんと普通に「@」が打てるのでこれはもしかしてもしかすると、おれが入手した Apple Keyboard JIS MB110J/A は「/A」 ではなく 「/B」、つまり OS が古くて対応していないほうのキーボードじゃないかという疑念が浮かび上がってきました。だとしたらこいつはとんだ落とし穴だぜ~。
これを解決する方法はただひとつ、
つづく。
Apple Keyboard A1243 JIS MB110J/A
Mac mini Early 2009 用に純正キーボードを用意しました。なんかパソコンネタだと活き活きしてきちゃうよね。

その前に、これまで使っていたキーボードがこちら。何年か前に友人から譲ってもらった、『 Microsoft Wedge Mobile Keyboard 』 でございます。”モバイル”と名乗るだけあってコンパクトかつ軽量&無駄をそぎ落としたデザインが気に入っておりました。

・・・が、次男が Back Space キーを壊してしまい、このキートップだけを交換するわけにもいかず、泣く泣くセロテープで補修しながら使い続けてまいりました。

でも、さすがに Mac OS 非純正(Mac mini はいちおう Windows 用の入力装置を使えるようにも設計されているが)のキーボードだと戸惑う場面もあって、具体的には英語/かなの切り替えが「半角/全角」キーではできなかったりと、ちょっと厳しい感じだったんですよね。んで、ヤフオクで探して程度のよさげなものを落札。テンキーなしでも良かったんですが、意外とあっちは高値なのよね。

Mac mini のインターフェースはすべて背面にあるので、USB メモリでデータのやり取りをする場合にはけっこう面倒でした。でも、純正キーボードには USB端子が左右1コずつあるので超便利!正直言って惚れた!

ちなみに、MB110J/A の動作環境は Mac OS X 10.4.1(Tiger)以降、まぎらわしいモデルの MB110J/B が Mac OS X 10.6.8(おれがアップデートに悩んでいる Snow Leopard)以降に対応ということで、ちゃんと調べておいて良かったなと思いました。ただし、この年代の純正キーボードは JIS 表記でありながら、 US 配列で動作することがあるらしく、今はそれに悩み中。
まったくもー
窓と林檎②
前回までのあらすじ―
衝動的に Mac mini (Early 2009) なる 11年も前の小型デスクトップパソコンを入手したむっちーだったが、Mac OS X 10.5 Leopard をモデル上限の 10.11 El Capitan(

というわけで、Mac mini に続きまして遠くチーバから北アルプスを越えてやってきましたのは、MacBook Air 11 inch(Late 2010)でございます。またしてもオブソリートモデル。ここまで来るとアンタも好きねえの世界なのである。

今回は MacBook Pro 2020 へとリプレースした友人のお下がりなわけですが、Late 2010 ってことは冷静に考えてみると、これ 10年前のモデルっすよ。進次郎もきっと同じことを言ったかもしれないくらいに当たり前に綺麗。2013年モデルをまだ使っている友人もいた気がするので、Mac ユーザーの人たちって本当に物持ちが良くて感心するわー。

そして中身。やや経年どおりかとは思いますが、使用には何の問題もなさそうでワクワク感が止まらなくなってきた・・・!

とりあえず手持ちの VAIO、VPCX13ALJ と比べっこ。これも 2010年発売のモデルだから、当時のライバル同士がそろった感じ。

フットプリントの包容力は MacBook Air のほうが上でしたね。

そして何よりうれしかったのは、背面のリンゴマークが光るとですよ!・・・これ、ちょっと憧れてたんですよね。これで心おきなくサカナクションごっこができるぜ!!!

外観チェックに満足したあとは粛々と初期設定をば。OS が 10.13 High Sierra(このモデルの上限)ということで、まだまだ現役で使えますぞ。ちなみに Leopard で止まってる Mac mini は、iTunes の認証ができなくて笑っちゃった。いやあ、本当にアレどうしよっかなー。置物にしておいてもいいんだけど、せっかくだから物理故障するまで付き合いたいんだよなー。

さて、メモリも上限まで増やしてあるし、SSD は必要じゅうぶんだし、OS はこれ以上アップデートできないので、することが何もないです。CPU にいたっては、個人的には Core i シリーズよりもよっぽど素直に動く Core 2 Duo なので大満足。液晶画面にいたってはとても10年前のモデルとは思えないくらいに綺麗で、これなら出会い方さえ間違わなければ Mac ユーザーの道を選んでも損はなかったはずなのに、おれは25年前に ThinkPad のほうを選んじゃったんだものなあ。
とは言え、こうして運よく手に入れることができたので、大事に使っていこうと思います。そういえば今日ってWWDCの日でしたっけ?Apple が新製品を発表するイベントの日にビンテージモデルを入手できたのもきっと運命なのかも。

最後に、Mac mini 用にヤフオクで落札したキーボード(テンキー付き)が入った箱がなぜかコレでした。知らない人から買ったんだけど、たぶんきっと自分と同じ種類の人間なんじゃないかと思いました。←友人に Nintendo Swith を送ったときに Wii の箱に入れて発送したことがある。
窓と林檎
時間調整のために立ち寄った近所のハード●フで見かけたのが最初の出会い。
箱・取説・ケーブル類の欠品なしの動作品かつ初期化済み。スロットイン式の光学ドライブモデル、ちょっと憧れだったんだよねー。でも、Apple社製のパソコンってデザインの変更なしに何世代か続くことが多いので、果たして自分が手に入れるべきものか、その場では判断できなかったのだ。


そして2週間後、ついに迎え入れることになった。Mac mini (Early 2009) ・ MB464J/A でございます。2009年3月発売のモデルで、CPU は大好物の Core 2 Duo P7350 2.00GHZ。GPUは nVidia 製のGeForce 9400M、RAM が公称最大容量の4GB(ファームウェアのアップデートで8GBまで使用可に)が搭載済み、ストレージはHitachi製の320GBHDDという構成。

OS は Mac OS X 10.5.6 ”Leopard”(すぐに安定版の10.5.8 にアップデートした)。10.11.6 ”El Capitan” まではアップデート可ということですが、さすがに10年も前のOSだとブラウザもまともに動いてくれず(Google Chromeすら対象外)、まだそこまでたどり着けていません(苦笑。
とりあえず、年式の古いコンピュータが手に入ったときにやるべきのひとつであるストレージの換装は今回は見合わせ、同時にRAMを8GB化するためのファームウェアのアップデートも、そもそもの必須課題である本体の分解が難儀しそうなので、現状維持かなあ。あとはちょこちょこと環境を整えていって、いつの日か来るであろう友人のお下がりの Macbook Air のために Mac OS に慣れておこうかなあなんて考えています。
まあ、正直このままでもいいんです。稼働状態でOSの振る舞いをちょいちょい確認してはニンマリしたいだけなんです。
だって、変態だから。
さて、実は Mac OS というか Mac そのものをじっくり触れるのはこれが初めてだったりします。もともと職場でも取扱のない店舗で働いていたりとか、オープン前の準備でも持ち場が違っていて近寄ることすらできなかったとか、要は縁がなかったとですよね、この25年の間ずっと。
それと、唯一 Mac をモノにする機会があったときには別の選択をしてしまったのだ。そう、あれは25年前ー。初めて買った NEC の PC9821V16 を人に譲り、ノートパソコンを買おうとしたとき(当時30〜40万円くらいは当たり前だった)に候補に上がったのは、IBM の ThinkPad 535 と Apple の Macintosh Powerbook 1400 のふたつ。そこで Apple を選ばなかったのはやはり液晶画面の見やすさだった。IBM は当時から視野角の広いTFT液晶を採用していたのに対し、Apple はコスト重視で DSTN液晶 を Powerbook に採用していた。そのときは OS にはなんのこだわりもなく、Windows じゃないとダメってことはなかったのだが、ハードウェアとしての魅力を感じたのは IBM の方だった。ただそれだけ。
その後、数年して発売された SONY の VAIO 505 シリーズの最初のころのモデルを手に入れてからはずっと Windows しかありえないよな、という思考だったわけですが、2010年代に入って SNS を初めてみるとどうだろう、けっこうな頻度で Mac ユーザーという種類の人々と知り合うことが多くなった。しかも彼らは長いこと同じモデルを続けていることが多い(ように感じた)。Windows ユーザーならば長くても5年くらいで買い換えるところ、8年は平気で使い続けているのが普通という印象だ。だからなおさら、今発売中のモデルには逆に興味が湧かず、あえてオブソリート品なる聞き慣れない区分にされたモデルを触ってみたくなった。
まだ起ち上げてから累計で30分も経っていないわけだけれど、Leopard 限定でまず感じたことは、「現代の Linux のディストリビューションの方がよっぽど使いやすいよな」ってことです。様々な環境設定への動線にしろ、なんかちょっと別の世界に来たみたいな感じで、”Mac OS は Linux に近い” という勝手な先入観を持っていただけにちょっと驚いた。
ちなみにスティーブ・ジョブズの顔と名前は彼が亡くなったときに初めて一致し、最初に彼の顔を雑誌で見たのは1990年代中頃に NeXT Computer を売り込んでいたときだったので、One more Thing・・・なんてもったいぶって言ってたあの人が彼だとは露とも思わなかったのである。

とにかく、デスクまわりにしっくり来るサイズの Mac mini はまるで前からそこにあったかのように鎮座している。
東山円筒分水槽
ちょっと前から話題になっていた、「東山円筒分水槽」という農業施設を観に行ってきました。

北陸の米どころで生活しながらも農業には疎く、「分水槽」って聞き慣れない言葉だなあと思ったので調べてみると、ここ「東山円筒分水槽」は対岸にある「貝田新分水槽」からサイフォンを利用し、片貝川を横断する地下水路で水を引っ張ってきています。なので、「東山分水槽」には上流というものがなく、水槽だけが忽然と姿を現しているという不思議な光景となっています。
なんでわざわざ円筒の形をした分水槽を造ったのかというと、片貝川上流の水量の変化に影響を受けることなく公平に農業用水を分配することができる構造だからだそうです。実際にこの分水槽は東山地区の天神野・青柳・東山の3つの用水に分配されていて、先ほども言いましたがその不思議な光景が“日本一美しい”と評され、建造から50年経った今も変わらずその役目を果たしているそうです。
ちなみにこの「円筒分水槽」は全国各地に存在し、富山県には5つ、魚津市には「東山・貝田」のふたつがある中で、この「東山分水槽」はその落差がこれほどあるのは珍しいと言われています。それをいちばん最初に観ても、何がすごいんだかよく分からないので、今回訪れた際にはただ淡々と写真を撮ってしまいました。
現場からは以上です。





獅子は踊る⑯~久宗獅子舞工房に行ってきた
昨年からずっと楽しみにしていた獅子舞関連イベントや各町内の行事がことごとく中止となってしまい、とてもやりきれない思いを抱えたまま過ごしていたのですが、政府から緊急事態宣言が解除されたのを受けて今年やろうと思っていたことのうちのひとつを実現してみました。
獅子舞ネタは前回からだいぶ間が空いたので、以下前回までのあらすじです。
■獅子は踊る⑭~獅子は踊らない
■獅子は踊る⑮~ひみ獅子舞ミュージアム再訪
まだ本当の意味で安心することはできないけれど、なんとも辛くて長い半年間だったなあと思います。

というわけで、ふと思い立って射水市に工房を構える 『久宗獅子舞工房』 さんへお邪魔してきましたよっと。工房の主である久宗さんとは昨年のイベントで何度か顔を合わせていて、自粛期間にも紙粘土で天狗のお面を作る遊びを提案してもいただいたりとか、何かとご縁がありました。今回は、子供の誕生日が近いこともあってちょっとしたお願いを叶えていただきました。
■紙粘土で天狗のお面を作った話

自らを 「獅子舞バカ」 と言いながらも、制作された天狗面や獅子頭等の作品は、井波の彫刻家から指導を受けて身に着けた技術に裏付けされた確かなもの。空間認識能力がめちゃくちゃ高く、手先も器用でうらやましい。ただ好きなだけじゃ絶対できないですよ、これ。道具へのこだわりや知識だって職人のそれですし、そしてご本人の年齢の若さがうらやましくなりました。

うちの次男が影響を受けた獅子頭の画。これを SNS で見て以来、お獅子を描く絵の方向性が変わりました。

これまで正面顔を描くことが多かったのが、最近はずっと横顔ばかりです(そっちの方向かよ)。ちなみにこの絵をとても喜んでいただいたので、次男の了承のもと久宗さんに差し上げてきました。工房に飾っていただけたらうれしいなあ。←厚かましい

そんな次男を喜ばせようと工房まで来たのに、いざ連れて来てみるとまさかの人見知り(苦笑。おいおい、お前そんなキャラだったっけ? ていうか、来る前に宿題を片付ける約束をしていたのがだいぶ手こずって泣きながら終わらせたあとだったので、テンションも低いわクルマの中で寝て起きたばかりだわでこの表情っすよ。

ほら、ふだんめったに見られない製作途中の獅子頭の各パーツだったりとか、

荒彫り途中の天狗面を触らせてもらえるというのに、ただの一度も触れることもなく。

せっかく持たせてもらった笛を手にしても伏し目がち(苦笑。

親としては昨年の南砺 獅子舞「令和元年夏の陣」のときと同じくらいに喜んでくれる姿を想像していたのに、低空飛行を続けるテンションに間が持たなくてツ・ラ・イ・ゼ☆
■獅子は踊る⑬~Something/Anything?

でも、久宗兄さんはとても優しいので太鼓を教えてくれたりしてくれましたよっと。(あ、うしろに壊れた紙粘土細工の獅子頭が・・・)

最後は、誕生日プレゼント用にとお願いておいた獅子舞Tシャツ(税込2,500円)をお披露目。うすうす分かっていたけど、帰りのクルマの中でとたんに饒舌に話し出すのはナ・シ・ダ・ゼ☆
典型的な小学生だな、本当に(苦笑。
訪問中、無口な次男をよそに久宗さんと二人でいろいろなことをお話ししました。彫刻家としてのこれからの活動や夢、後世に獅子舞文化を残していくにはどうしたらや、すぐに手が届く情報は古いうえに年代もバラバラで、それらを系統づけて取りまとめた資料があるのかとか。子供にはやや退屈な内容だったとは思いますが、話せば話すほど思っていることがどんどん口から出てきて、時間が足りなかったなあ。
踊ることも笛も太鼓もできないおれ自身にできることはないに等しいけれど、せっかく身近にたぐり寄せた地元の文化への興味をこれからも失うことなくどんどん首を突っ込んでいこうと思いました。
久宗さん、お忙しいところ貴重なお時間をいただいて本当にありがとうございました!