EF 50mm f/1.8 STM を買った
先日発売された、キヤノンの EF 50mm f/1.8 STM を買いました。

レンズ径は49mm、ちょうどこのサイズのNDフィルターを持っているので、何気にうれしい。
レンズフードは別売で、5月30日発売。
そこでふと頭をよぎったのは、ステップアップリングをフード代わりに使う方法。
今回はやらなかったけど、いつかやるかもしれないと思いつつ、ケンコーの49mm用プロテクターを
同時購入。

今回発売されたモデルの一番の特徴というべき箇所、マウント部が金属になりました。
前モデルの同じ部分は、いくら樹脂とはいえ強度計算もされた上で設計されていたとは思いますが、
やっぱり強度的には金属のほうが精神的に安心化と。

鏡胴がいちばん引っ込んだ状態。

伸びるとこんな感じ。
モーター音は、同じステッピング・モーター採用のEF-S 24mm f/2.8 STM と比べて、少し大きいかな。
個人的にはちっとも気にならないレベル。

さっそく、試写がてら近所の地下道へ散歩に行きました。
以前から狙ってた場所とはいえ、クルマが頻繁に通るのため、こういう機会でもなければ来ようと
はなかなか思えない場所。

日常ではよくここをクルマで通っていましたが、あらためて自分の足だけで来てみると、運転席からとは
違った見え方をするので、かえって戸惑ってしまいました(苦笑。
いやあ、ここから漏れる陽の光と、それを浴びた葉の色がなかなか良いと思ってたんだけど・・・。
NDフィルター持って来れば良かったかなあ。
ただ、ここはやっぱり明るいf値のおかげで、暗所ながらもシャッタースピードには困りませんでした。
暗い所が苦手な 50D にとってはけっこう良い組み合わせになるのではと思います。
APS-C機である 50D で撮影した場合の画角の違いはこんな感じ↓

[ Canon EOS 50D / EF-S 24mm F2.8 STM ] (f/4.0 ISO1600 1/125)
35mm判換算で38mm相当

[ Canon EOS 50D / EF50mm F1.8 STM ] (f/4.0 ISO1600 1/125)
35mm判換算で80mm相当
床がボロボロなのは、コイツがロフトベッドのハシゴをおもちゃにして畳の上に敷いた井草を傷めた
ため。ハシゴはもう使わないことにしたものの、井草の交換には部屋中の家具の移動が必須で、
面倒くさくてやってられないから諦めた(苦笑
しかしあれだな、この地下道内にある脇道から外へ出ると、ふつうに富山機関区の敷地内に
出ちゃうじゃないか。
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BLACK HAWK DOWN
この映画が好き過ぎて、原作を読むだけでは飽き足らず、劇中に登場したヘリのプラモデルまで
作っちゃった思い出の作品。まあ、好きという表現が正しいかどうかは今でも分かりませんけどね。
モガディシュ市街に墜落したヘリの乗員を救うべく現場に降下した、ふたりのデルタフォース隊員の
壮絶な最期を考えると、いろんな思いが去来します。
冷戦時代にかつてエチオピアの後ろ盾となったソビエトに対抗し、資金援助と武器の供与を行っていた
ソマリアから撤退後、氏族間の対立が表面化して内戦状態となったソマリアに軍事介入したアメリカ。
対抗勢力が振りかざす銃器の多くは、かつて自らが供与したものだったという皮肉。

そんな戦場に、ブラックバーン上等兵のような年端もいかない若い兵士が行っちゃうわけですよ。
ジョシュ・ハートネット演じるエヴァーズマン二等軍曹が語ったような、”未来を築く訓練を受けた”なんて
台詞が虚しく聞こえるカオスへ。

好きなシーンのひとつに、武器商人のアリ・アットの拉致に成功した後に、現地で民間人を装って
偵察をしていたデルタフォースのフート一等軍曹をブラックホークで回収するシーン、上官に許可を得ずに
野生のイノシシを狩るシーンがあるんですが、そこで同僚のジェフ・サンダーソン一等軍曹が見せる笑顔、
彼を演じたウィリアム・フィクトナーに惚れたワンシーンであります(爆
あと、フィクトナーとは『ヒート』つながりでトム・サイズモアも出演していて、『プライベート・ライアン』で
演じたホーヴァス軍曹を思わせる存在感が大変素晴らしいです。
彼のようなキャラクターがいるからこそ、主役も映えるってもんなんですけど、私生活が不安定らしく、
最近はあまり表舞台に出てこないのが残念(苦笑
それにしても、リドリー・スコットの映画って、体調が良いときに観るのとそうではないときに観るのとでは
感じ方が違うのはなんでだろう・・・。
Heat
アル・パチーノはいつからあんなに目をギョロギョロさせながら演技をするようになったんだろう。
どの作品を観ても同じに見えたから、今では出演作品を積極的に観ることはなくなった。
そんな彼の”ギョロ目度”が低い、最後に観た作品。
監督はマイケル・マン。もう、20年以上も前の映画なんだね―。
どうでもいいけど、この映画のパチーノと、デヴィッド・バーンは目が良く似ていると思う。

劇中、LA市警がロバート・デ・ニーロ演じるニールに騙されて広い港湾施設までおびき出されて
しまうシーンで、カザルス刑事(”アバター”の族長・エイトゥカンの中の人)が持っていたカメラが、
なんとニコンのF4(笑
メーカー・ロゴが隠されているのが映画製作上の大人の事情なのか、捜査用機材としてのリアリティ
なのかは分かりません。

そして、LA市警の捜査チームの面々をまんまとハメて、どんな顔をした連中が自分を追って
いるか確認することに成功したニールのカメラもまたニコン。作品の製作時期とホットシューの位置から
こちらもF4だと思われます。メーカー・ロゴはそのまんま。
ボディのデザインは、あのジョルジェット・ジウジアーロ・・・!
カメラの話はさておき、この映画って地味に3時間近くもあるんだよね。
久しぶりに観たけど、出演している役者たちの顔ぶれが本当に魅力的で、長いのに飽きないねえ。
クリストファー・ノーランが『ダークナイト』を撮るときにこの作品を参考にしたと、どこかで聞いたけど
(たぶん、銀行強盗のシーンかな)、ダークナイトにもこのヒートにもウィリアム・フィクトナーが出演して
いたりとか、『24-TWENTY FOUR』のデイビッド・パーマー上院議員役で有名なデニス・ヘイバートの
若いころが見られたりとか、マイケル・マン作品では『刑事グラハム/凍りついた欲望』でダラハイド役を
演じたトム・ヌーナン(ロボコップ2のケインでもあの特徴のあるおでこが見られます)がちらっと出ていて、
ほお~!と思うこともしばしば。
その『刑事グラハム』の元となった『レッド・ドラゴン』と同じ作家が原作を書いた『羊たちの沈黙』で、
バッファロー・ビル役を演じたテッド・レヴィンも出演していました。
こうやって主役級以外の顔ぶれに目をやりながら観ていると、3時間なってあっという間(笑
個人的には我らがトレホ兄貴がデ・ニーロと共演しているというだけで胸熱です(ぉ
第42回 クロスランドラジコングランプリ
2015年5月17日のこの日、小矢部市の『クロスランドおやべ』内の駐車場特設コースにて
開催された、クロスランドラジコングランプリを観に行ってきました。

このイベントは、金沢市にある「チャンピオン金沢模型」の店長&そこを本拠地として活動して
いるチーム、”百万石レーシング”のメンバーの面々の協力によって運営されています。
おれも確か一回くらいは出場したことあったっけ・・・?
そうそう、F1クラスで出たことがあったわ、たしか。(うろおぼえ)
知り合いもいるので、差し入れに「ポッキー」と「ハッピーターン」を持って行ったんですが、
イマイチ伝わらなかったらしく? なんかスベッた感じになったのは内緒です。
海王丸パークのラジコン広場では定番なんだけどな・・・(苦笑
そっか、「おっとっと」が無かったからダメだったんか!(たぶん違う)

そんな過去に思いを巡らしつつ、絶対にこの年代には間近で見せてはいけないものを
特等席で見せてしまうのであった。
ひとたび子供がコースに立ち入れば、通称”動くパイロン”として迷惑をかけてしまうのは火を見るより
明らか。
しかし、意外と静かにレース風景を眺めていました。

それもそのはず、離れた場所のお立ち台に操縦者がいて、遠隔操作でクルマを走らせてることを
幼い次男はまだ知らないから(笑
ラジコンからは5年くらい離れていた気がするけど、久しぶりに会う仲間の顔ぶれが懐かしい。
以前やっていたときとは電装品の仕様が変わってしまったので、再会するとしたらまずは情報収集
から始めないとなあ。

コースの真ん中で座ってる人は、コースマーシャルと言って、基本 前のレースに出走した人が
ゼッケンごとに割り当てられた位置に立ち、次のレースで走るクルマがひっくり返ったとき(ラジコン用語
で”亀になる”と言います)や、トラブルで走行ができなくなったときに退避させたりとかのお手伝いをします。
特にこの大会名物の「黄色い悪魔」と呼ばれる、コースを形作る黄色い丈夫な木が、幾人もの
フロントナックルを無慈悲に折りまくるので、コースマーシャルも結構気が張るんですよね(懐

思い付きで見学に来たので、レースの詳細の予習もしてこなかったんですが、たしかこれは
思い思いのシャーシでスピード”だけ”を競う、「弾丸RCクラス」のレースだったかな。
左から3台めのクルマはRCワールド(枻出版)のサトちゃんのマシン。

ちょっとここでトラブル発生。出走者がゼッケンシールを貼り間違えて、同じナンバーのクルマが同一
レースに出現してしまった模様。
でもスタート前に判明するなんて、さすがだね。

ちょうどお昼時でレースも30分ほどの休憩となったところで、クロスランドおやべの園内を散策
してみました。
そうそう、ここって陸自・空自のヘリコプターの飛行展示などが開催されることが恒例になってるんだよね。
今年も8月22日・23日にヘリコプター & 防災・防犯フェスティバルがあるようで、
休みが取れたら来てみたいと思いました。
写真は
たしか献血みたいな名前で、チヌークっていう機種だったかな?

そうそう、クロスランドおやべといえばこのミニ鉄道なんだった!
ちょうど昼休憩前の最後の運行だったので乗らずに眺めるだけとなりましたが、今度来たときは
絶対に乗りたいと思います。

それにしてもよくできてんなあ、この新幹線・・・(笑

後で調べてみたら、一周600mもある本格的なものだったのね。
これは休憩が終わるまで待って、次男と乗っておくべきだったなあ~。
自宅から遠いこともあって、滅多に来れない公園ではありますが、今回ラジコン以外にも
楽しめることが分かったので、今度は時間を長めにとって遊ぼうと思っています。
そういえば、久しぶりに会ったラジコン仲間に最近のバッテリー事情聞くの忘れてた・・・。
クルマは以前のまま保存してあるし、安定化電源や充電器もあるので、ラジコンを再開するに
あたって買い換えるのはプロポとバッテリーだけだと思ってるんだけど。
GungHo Fes' 2015 in イオンモール高岡

朝っぱらから、『夢テラス海王』で我が家の男チーム(長男&次男)とソフトクリームを食いつつ
Twitterのタイムラインを眺めていたら、あのパズドラで有名なガンホーが、
なんと富山県高岡市でイベントをやっているではないですか!
しかも今日!!
なんでも、”希望者全員に「パズル&ドラゴンズ」のモンスター「ノエルドラゴン・ルージュ」
「ノエルドラゴン・ブルー」「ノエルドラゴン・ヴェール」各1体(LvMAXのもの)を1セットにしてプレゼント!!”
だそうで、パズドラをやらないおれにとっては何のこっちゃさっぱり分からないけど、
いわゆるポケモン関連のイベントで、Lv99のアルセウスがもらえる的なのと同じ感じのやつだよね?
そうと来たら、それこそ長男がまだ幼かったころに一緒になってレアポケモン集めまくってた記憶が
甦ってきたぜ!
”限定”とか”レア”という言葉の響きのなんと甘いことか・・・。

というわけで、来ちゃった。
ちなみに新湊市から会場の高岡イオンモールまでは車で約30分。開場は10時からで、
9時半にソフトクリーム食い終わって出発したおれらにとっては、まさにグッドタイミング。

とは言ったものの、10時スタートのイベントの行列に10時に並ぼうなんて、無謀なんだよな(苦笑
これ、ふだんめったに物事を要求しない長男の希望でなければ、絶対やらないことだ。
それも、15kg近くある次男をほぼ抱っこしっぱなしだなんて・・・。
まあ、北陸新幹線新高岡駅がすぐそばにあって、けっこうな頻度で新幹線が通っていくので、
次男も飽きずに行列に付き合うことができました。
列の多さから予想してた30分よりも体感で早く入場できた気がするのは、運営側のスムーズな誘導が
あったからではないでしょうか。

さて、おれの iPhone に入ってるパズドラを起動して、イベント限定モンスター配信用QRコードを
表示させて受付のおねいさんの指示に従って端末に登録したあと、ガンホ―ステージの様子を上から
覗いてみたんですが、人が多すぎて何がなんだかさっぱり分かりませんね(苦笑
赤いTシャツを着ているのは本イベントのゲストに生降臨された、AppBank の”マックスむらい”こと
村井智建氏。(MAX渡辺とは無関係です)
YouTube で「マックスむらいのパズドラプレイ日記」を配信していることもあって、
パズドラバカの長男にとっては憧れの存在だそうで、この写真を見せたら感激してました。
知らんけど。

いつになく長男が楽しそうだったので、入場チケットを記念にとっておくことにしました。

当日はスタンプラリーも開催されていましたが、これ以上次男を連れ歩くのはキツイんで紙だけ
もらっておきました。

最後に、このあと向かった小矢部の途中のコンビニで思いがけず買った、パズドラのビックリマンコ
ラボ商品の『パズドラマンチョコ』(2個買った)でこれまた見事にパズドラの開発者、山本大介氏を
キャラクター化した”ヤ魔モトP”のシールを引き当てたんでもうお腹いっぱい。
あとは、配信予定の件のイベント限定アイテムがいつ届くか楽しみに待つだけ。
それにしても、久しぶりに長男と同じベクトルで盛り上がったな。短い時間だったけど楽しかった。
新湊市 夢テラス海王のよもぎソフトクリーム
長男がふと”自分が小さいころに海の近くの店で食べた抹茶アイスが食べたい”と言ったので、
かすかな記憶を辿りながら出した答えがここ。

新湊市は海王丸パークのすぐそばにある、『夢テラス海王』でございます。
ここは、(株)新湊かまぼこが運営する直販店。
富山でかまぼこと言えば、結婚式の引き出物なんかで鯛をあしらったかまぼこを振る舞うことが
よくあったもんなんですけど、近年はどうなんでしょうかね?
自分の子供のときには結構な頻度で食べてた気がするんですよね・・・。
ここへは10年以上前から、気が向いたときに来ては”やくぜん(薬膳)ソフトクリーム”を食べに
来てたっけ。
そのバリエーションの中に「よもぎソフトクリーム」というのがありまして、
色的にも抹茶っぽく、味は子供の感覚ではまあ似たような感じだったろう、と。場所も海のそばだし。
さてさて、長男の感想やいかに?!

すっかりトミカバカに育ててしまったおかげで、トミカ・オフィシャル・ブーツという名の長靴がお気に入りの
次男も参加。ソフトクリームを食べ終わったら、海王丸パーク内の遊具で遊ばせようかな。

さておき、さっそく出ました”よもぎソフトクリーム”
税込み300円。たぶん昔から値段は変わってない、はず。

コニカミノルタTシャツが最近お気に入りの長男。
まさにここで食べた”よもぎソフトクリーム”が、小さいころの思い出の味だったようです。
よしよし、正解だったようで父ちゃんは満足だ♪

オーバースペックと思いながらも次男にもちゃんと一人分のソフトクリームを割り当てます。
彼には”なつめソフトクリーム”を選択。食べきれなかったらわけわけすればいいしね。
なので、敢えて”ミックス”を選ばなかったさ!

うめぇな、コレ。とでも言いたげな顔にしては微妙な表情でしたが、完食しやがりました(苦笑
ここのコーンはなかなか丈夫だよ・・・と誰ともなく。

ふいに上を指さすので何かと思ったら、

スケソウダラの魚群のオブジェでした(笑

久しぶりに来たけど、直販店ならではの品揃えは県外にお住いの方への土産物に良さそうなものが
チラホラと。近いうちに今度は一人で再訪してみようかな。
笛コン E7系北陸新幹線 かがやき
プラレールの車両の中では本命中の本命ながら、これまで単品発売もなかったので買うのを
躊躇していた「北陸新幹線 かがやき」に、新機軸の”笛コン”に対応したバージョンが登場!
次男の誕生日も近いし(口実)、これは絶対欲しいと思っています。
なんと言っても、本体のガワさえ換えれば自前の車両も笛コン化できるというのも素敵。
おれはこの笛コンでトワイライトエクスプレスを走らせたいぞ・・・!!

で、この”笛コン”というアイテム、子供向けに持ちやすく大ぶりに作られたホイッスルの吹き方を
変えることで、プラレールの車両を操作して遊ぶことができます。
一体誰が思いついて実現させたのか、すごく関心があるんですよね・・・。
ついでに気になっているのが、この笛の発する音の周波数。
これがある特定の条件を持っているならば、別の方法で同じ周波数の音を発生させれば、
笛コンがなくてもプラレールをコントロールできるのではないかと気になっています。
ただ、仕組み的に音はただのダミーで、吹き付ける息の圧力をセンサーが感知している
ようであれば、上記の案は意味がないことになりますが、そうだとしても早く入手して原理を
解明してみたいと思います。
余談ですが、最近は湘南モノレール(旧式)のプラレールが欲しくてたまりません。
Canon EF 50mm f/1.8 STM
50mmの単焦点レンズと言えば、初めてカメラを買ったのと同時期から Carl Zeiss Planar 1,4/50 と
aus JENA Tessar 2,8/50 が手元にありまして、それぞれマウントアダプター経由で EOS 50D や
PENTAX K-5IIs にときどき付けて遊んでいますけど、それで本当に楽しいかと言われたら、
言うほど幸せでもないかなという感じ(ぉ
焦点距離は違えど、普段使いの単焦点レンズとして昨年買った EF-S 24mm f/2.8 STM の使い勝手が
あまりにも良すぎて、よっぽどの時じゃないとわざわざMF専用のレンズなんて、
使いたいと思わなくなってしまったんですよね・・・。
そんなところへ、静音モーター内蔵、フルタイムMFにも対応した50mm単焦点レンズが発売されます!

Canon EF 50mm f/1.8 STM - キヤノン
長い間 ”撒き餌レンズ”の異名を取っていた EF50mm F1.8 II の後継モデル。
前モデルは何度か仕事で使わせてもらったことがありますが、いくら「価格のわりに写りが良い」と
評判でも、あの動作音と安っぽい樹脂製マウントが許せず、選択肢にはなかったんですよねー。
それが今回リニューアルをして、静音化されたモーターを内蔵かつ金属マウント採用で、
おれが嫌いだった部分をクリアしてきてくれました。
質感はEF-S 24mm f/2.8 STM を見れば容易に想像がつくし、これでもう買わない理由がなくなったぞ、
EOS 50D で使えば80mm相当、いつかやってみたいと思ってたポートレート撮影にも踏み出せるし、
子供との日常を撮るときの幅も広がりそう!
というわけで買います、コレ。
国指定重要文化財 浮田家住宅
昨年の夏から、訪れるタイミングをうかがっていた 『国指定重要文化財 浮田家住宅』 に行ってきました。
江戸時代中期の豪農民家の建築様式を旧態のまま残すと謂われる、貴重な建物。
秋ごろに下見に訪れたときにもまだやっていた主屋の屋根の修繕工事もようやく終わり、
心おきなく見学と撮影がでるようになって良かった!
入場料は100円ですが、富山市在住ならば”富山市博物館等共通観覧券”を提示することにより
無料で見学できます。これがあるおかげで、子供を科学博物館なんかに連れて行くときも、
おれだけタダで入れるのさ。(1年更新で1,000円かかってるんだけど)

表門です。入口からすでに重要文化財。
あと、時間帯的に逆光だったので、肝心の主屋を正面から撮るのは諦めました。

なので、裏側から撮ってみた。おおう、茅葺きの屋根がピッカピカやないか。
この浮田家は加賀藩奥山廻役(立山・黒部一帯の山林保護や国境警備のための巡視を行う役職)を担って
いて、現存するのは仕事場として使われた建物と、三つあった蔵のうちの一つを見ることができます。
ちなみに手前側の空間が浮田家の住居部分の跡地です。

江戸時代からあるのでしょうか、台所です。
入っていきなり暗いんで面食らいますけど、灯りの少なかった当時は日中であればこんな雰囲気だった
んでしょうかね。

この古い竈がまた味があってですね・・・。
なんとなく江戸時代の雰囲気を思い浮かべることができそうです。

そうそう、ここって映画『剱岳 点の記』のロケにも使われたんだった!
香川照之や松田龍平、

天保二年(1831年)五月の新川郡を表した地図。大雑把過ぎてどこがどこだか分かりませんが、
こんな貴重な資料が普通に掛け軸として飾られているんだぜ・・・。

実はちょっと期待していた庭の様子ですが、屋根の修繕で予算が回らなかったのか、あまり手入れが
されていないようですねえ。
見所としても内山邸のほうがずいぶんとあるように感じたので、県外からの観光客にはここはちょっと
お薦めできないかな。

個人的には、周りの竹藪が好きになりました。
桐生珈琲が閉店した後に居抜きで入った”からころ珈琲”に行ってきた。
昨年の夏を最後に、足が遠のいていた『桐生珈琲上飯野店』が、気がついたら違う珈琲屋になって
オープンしてたので、ドキドキしながら行ってみました。

聞きなれない店名ですが、桐生珈琲と同じく岐阜県が拠点のチェーン店みたいですね。
ただし、桐生珈琲が下呂や高山に出店しているのに対し、からころ珈琲は名古屋寄りの大垣に
1店舗あるのが確認できるのみ。まさにそのポテンシャルは未知数。

”からころ”って、たぶん喫茶店のドアにある鐘の音のことだよね?
ちなみに『かねころ』は富山弁で「つらら」や「氷」」を意味する言葉です。
あと、ウイスキーや焼酎のロックを作るときに使う氷も”かねころ”って言ったっけ。
関係ないけどね。

関係といえば、桐生珈琲とあるのかないのかよく分からないサービスですが、ある意味うまいなあ、と。
前の店のチケットがただの紙屑になるのを店側が知らんぷりするのは簡単だけど、
知らんぷりされた客は、たぶん二度とこの場所には来ないだろうしね。

さておき、選んだ席は昨年『桐生珈琲』時代に長女と来たときの席の隣り。
間取りの関係上、半分ボックス席っぽくなってる二人掛けの席に座りました。
基本すみっこが好きなので、落ち着くことこの上なし。

これはマジック・ミラーで、われわれは監視されている・・・!とう妄想を思いつきましたが、
オチが見えなかったので心の奥にそっとしまっておくことにしました。

嫁と二人きりで出掛けるのも久しぶり。おれはこの後、月末に開店するお店のちょっとした打ち合わせに
行く予定。

前菜のサラダです。次男のおかげでキュウリを見る目が厳しくなりましたが、このサラダのキュウリには
ガッカリだよ・・・!

ランチに選んだ 『鉄板イタリアンスパゲティ』、いわゆるナポリタン。ウインナー・ソーセージがキュート。

嫁が選んだのは 『デミソースのハンバーグと和風おろしのチキンのコンビプレート』。
これがまた美味そうで、ちょっと羨ましかったんですけど(笑

だって、メニューの写真だととても美味しそうに見えなかったから・・・。
メニューの写真が良くて、実際に出て来た盛り付けが残念なんてことよくあると思うけど、
その逆は初めて見たかもしれません。
決めた、次来たときはこれやな。

〆はブレンドコーヒー。桐生珈琲とは異なり、深煎りでオーソドックスな感じのお味でした。
ブラックだと酸味のあるほうが好きなんですけど、これはこれで飲みやすくて良いかも。
とりあえず、喫茶店でお茶をする文化のない生活が長いので、とにかく入りやすくて寛げるお店って
あると助かると思うんですよね。スタバやドトールは違うし、珈琲哲學は悪くないけど、ちょっと遠い。
なので、近所でこうしたお店を永く続けてもらえたらいいな、と思っています。
Moon Is Up / The Rolling Stones

”Moon Is Up”
(M.JAGGER/K.RICHARDS)
Moon is up
The sun is down
You can't have it both ways round
Ooh babe, won't you listen to me
We are worlds apart, you see
Where are you now
Crying out loud
Where did you go
When I needed you
The sun sinks behind the clouds
And hides his tears without a sound
The moon looks on reflectively
So spare a thought for you and me
Where are you now
Dark are the clouds
Where did you go
When I needed you
The moon is up
The sky is black
I'll sail away and won't come back
The sun goes down
The stars will rise
And dance across
The darkened skies
The sun goes down
The moon comes up
The moon is up
The sun goes down
And you can't have it both ways round
So come on baby and listen to me
'Cause we are worlds apart, you see
The sun goes down
The moon comes up
尼御前サービスエリアの遊歩道
福井県はサンドーム福井で開催された 『トミカランド in 福井』 の帰りに北陸自動車道の
尼御前サービスエリアに立ち寄りました。
ゴールデンウィーク中とあって、上りも下りも満車状態。トイレ休憩とお土産選びを済ませてすぐに
次の目的地へと向かうつもりでしたが、サービスエリア内にちょっとした遊歩道があるということで、
予定を変更してここでのんびりすることに。
ちなみにトミカ博の滞在時間が思ってたよりも短かったので、帰りがてら小松に向かい、
前回は天候に恵まれなかった『わくわくコマツ館』を再訪するつもりでしたが、途中の渋滞で心が折れた
のと、マンモスダンプの体験試乗に間に合いそうにもなかったので諦めました。

大抵の草花の名前は覚えられないけれど、ツツジだけは大丈夫・・・(笑
そうそう、せっかく鯖江まで行ったんで、西山公園にも行こうと思って実際に近くまで行ってみたけど、
そりゃあもう屁も出せないような渋滞ぶりで、道路脇からツツジ眺めてさっさと高速乗りましたわ(苦笑
余談ですが、福井の鉄道ローカル線もLRT化してるみたいで、”FUKURAM”なんて電車が走って
ましたね。オレンジ色の車体で、事前に知っていたら本気で写真撮ってたと思います。

ということで、尼御前SAで散歩しながら光合成することに。

このサービスエリア内には、源義経の従女の尼御前が、一行の安宅関(勧進帳で有名)越えに際し、
自分が足手まといになることを案じて身を投げたという伝説の残る岬があります。

これがまた、日本海の荒波に日々浸食されているようで、危険が危ないことこの上ない岬でした(苦笑
以前は柵などなかったんでしょうかね、柵の向こうに人が踏み固めた古い道がありましたが、
まだ真新しい柵を乗り越えて行く人が何人かいました。
まあ、そんな人たちに何かあっても助けようとは思いませんけど。

だって、崖の下はまるで火曜サスペンス劇場なんだもん・・・。

トミカ、トミカ、プラレール・・・。
あまりの怖さに次男も現実逃避を始めました。

長女も昔からなぜか水を怖がるので、あまり落ち着いて散歩するどころではなかったんですが、
景色としてはなかなか見ごたえのある場所だと思います。

この日は特に海が綺麗で、今まで日本海側の海を見て綺麗とか思ったことないんだけど、
今日だけはずっと眺めていたかったなあ。
遥か遠く 君の夜が
僕の心に 映る
胸の奥に ジョークを秘め
今日の午後は 何をしよう
僕の心が 揺れる
雨上がりに 君を想う
Out of the blue I see you there
Confessing your sins to god
Inside my brain I see a chain of
Stars we never had
Out of the grey I tell myself
Its time to change my plot
いつかきっと 生まれ変わる
君と出会って 笑う
天使が今 僕等を見た
”SEA CHANGE” - 高橋幸宏 『EGO』 より
作詞:高橋幸宏/大村憲司
作曲:細野晴臣
トミカランド in サンドーム福井 に行ってきた
GW中に一日だけ休みをもらえたので、かねてから予定していた 『トミカランド in サンドーム福井』
に行ってきました。

公式キャッチフレーズは、”トミカの世界で遊びまくれ!!”

というわけで、今回遊びまくっていただくのは、すっかりトミカ小僧に成長した次男のハルキさん。
ちなみにこのイベント、2歳児は入場無料です。

長男がまったくこういうのに興味を示さず、黙々と独りでブロック遊びをする子だったので、
ベタな玩具で喜んでくれる分かりやすい性格の次男を育てながら、子育ての多様さゆえの難しさを
感じています。
長男は現在 Minecraft に夢中で、今回の家族旅行には不参加です。
さすがに中学生にトミカ博はキツイだろうしね(苦笑

さて、入場後さっそく有料アトラクションで使うプレイチケットを購入、11枚つづりで1,000円でした。
・・・なんとなくミラージュランド的なモヤモヤを感じたけれど、きっと気のせいなんだ、そうなんだ。

どちらかというと男子向きのイベントながらも付き合ってくれた長女にも参加してもらって、
「トミカつり」に挑戦。ここではプレイチケットを5枚消費・・・。
ますますミラージュランド的なシステム(富山県民にしか分からない感覚)に苦笑い。

しかも、どれだけトミカをカゴに入れても、持って帰れるのは1個だけ。
チケット5枚(約500円分)を使ってたった1個しかもらえないなんて、震える・・・(笑

そんな親ゴコロなんか気にもせず、満喫中の次男。
超楽しい~!!
いいんです、この笑顔だけで連れて来た甲斐があるというもの。

続いて、残り6枚のプレイチケットを使って「トミカ組立工場」へ。
ここでは”ホンダ CR-Z”と”トヨタ ハイエース”のうちいずれかを選び、好きな色のボディでイベント限定
トミカを目の前で組み立ててくれます。
なぜか二人とも カッコイイ CR-Z を選ばず、ハイエース一択のシブ~いチョイス。
次男が赤(消防車かよ・・・)で、長女が青。

係のおにいさんにレクチャーしてもらいながら、内装パーツをボディに組み付けます。
トミカのサスペンションって、こんなんになってたんやね。何気に興味深いな。

基本、最後の”カシメ”だけがすべてなので、組み立てそのものはとてもカンタン。

仮り組み立ての終わったトミカを、カシメ係のお兄さんに手渡して仕上げてもらいます。

横浜のカップヌードルミュージアムじゃないけど、ふだん目にすることのない製造工程には大人も
興味津々。子供も製造過程がいちばん楽しいもんね。

できた・・・。

これでプレイチケットは使い切ったので、続いて物販コーナーへ。
最近発売されて話題となっている”笛コン”仕様のプラレール、これはちょっと欲しいけど、
イベントの定価販売に飲まれてはいけない・・・。そのうちいつも行ってる家電量販店の玩具売場で
確保せねば(ぉ

とは言えせっかく来たので、マクドナルドのハッピーセットを買ったときにもらったDVDを観せたときから
欲しがっていたブルドーザーのトミカを購入。
手に持たせた瞬間から目つきが変わりました(笑

ここは、天国か・・・?

恍惚の表情の次男をさておいて、お父さんはちゃっかりと自分用のトミカを捕獲。
イベント限定アイテムの中で、唯一まともそうに見えたポルシェ911Sレーシングをゲット。
誰でも同じことを考えたのか、他の6アイテムは山ほど残っていたのに対し、ポルシェだけはあと2個しか
残っていませんでした。

ひととおり遊んで小腹も空いたので、軽く何か食べることにしました。
周りを見渡せば脂っこいものばかりで辟易しましたが、とりあえずたこ焼きを選択。

これがまた、楊枝では扱いきれないくらいにホカホカのトロトロで美味かったです。

先ほど買ったトミカをさっそく開封して、じっくり観察を始める次男。
夢中になれるって良いことだよね。

作ったあと、すぐに箱に入れられてしまったオリジナルトミカもついでに開封。
やっぱりどんな車種であっても、この塗装の素晴らしさが子供も大人も夢中にさせるんでしょうかね。

後ろのドアが開くぶん、CR-Z よりもハイエースの方が玩具的に正しい選択だったと思います。

お腹がふくれたところで、無料で遊べるトミカ迷路に挑戦。
おれはこれ以上人生に迷いたくないので、傍観することにしました。

ちなみにこの迷路、段ボールで出来ていて、接続部分は大型の液晶テレビの梱包箱にも使われる
樹脂のストッパーで固定されています。
個人的には仕事で目が腐るほど見てきたパーツだけに、直視したいと思いませんでした(苦笑

身長的にギリギリ外が見えない高さだけに怖がるかと思いきや、まんざらでもない様子。
長女に導かれながら、サクサクと進んで行ってました。

そして、無事ゴ~ル!

外観を撮り忘れましたが、大好きなダンプトラックの荷台を模した滑り台も3回くらい連続で遊びました。
慎重な性格の上の子二人と比べて、天真爛漫な性格で一人でホイホイとどこでも行っちゃうんで、
親としてはけっこう疲れますな(苦笑
イベント最終日の前日のせいか、入場者もピークを過ぎて閑散とし始めた時期だから良かったものの、
ピーク時の人混みでは速攻で迷子になってただろうね・・・。

帰りたがる長女とは裏腹に、いつまでもこの場から離れようとしない次男をなだめるのに苦労しました。
これが富山開催で、高岡のテクノドームあたりだったらもう2~3時間いても平気なんだけど、
福井県は来てみて分かったけど、わりと遠いな(笑
例年9月には石川県でも同じようなイベントが開催されているようなので、次はそこを目指そうかなと。

帰りには尼御前SAでソフトクリーム食べたよ!
(お父さんは運転に疲れて居眠りしそうだった・・・)
SWITCH 5 ”ジャズタモリ”
タモリこと森田一義氏が生粋のジャズ愛好家ということはなんとなく知っていて、
作家・評論家の植草甚一氏の没後、その膨大なレコードコレクションの散逸を防ぐため、
すべて買い取ったというエピソードもどこかで聞いて記憶の片隅に残っていた。
けれど、彼がジャズメンのはしくれらしきことをやってる姿を見たのは、今回が初めて。

タモさんが、トランペット吹いてる。これはとても良い写真!
早稲田大学在学中にモダン・ジャズ研究会に所属していて、トランペットを担当したものの、3日でクビ。
その後は司会とマネージャーを兼務することになったらしい・・・。

岩手のジャズ喫茶 『ベイシー』 にて、タモリがリクエストして聴いていたというレコードのリスト(の一部)
モダン・ジャズって一括りにすると結構幅が広いんですけど、このリストを見るにつけ、
個人的には超どストライクな年代の、1950年代中頃から1960年代前半までの見覚えのある名盤が
リストアップされているんで、ちょっと意外だったけどとても嬉しく思いました。
演奏家ならば、また違った楽しみかたもあるんでしょうけど、楽器が分からなくても、
これらのレコードは聴いているだけでも非常に気持ちの良いものばかり。
ちょっとこれからジャズ聴いてみようかなと思った人、まずはこのリストのレコードから入ってみると
良いと思います。

”SWITCH” は若いころに毎号買っていたけれど、本当久しぶりに読んだわ~。
手元にあるバックナンバーを確認してみたら、22年も前のものだった・・・(汗
1995年12月の、ゲイリー・オールドマン特集で時間が止まってる。