北陸電力ワンダーラボの実験工作ストリート
そういえば、現役小学生の女児の保護者だったような気がするので、夏休みの自由研究のネタを
探しに北陸電力が運営する科学体験施設、『ワンダーラボ』へ行って来ました。

8月5日に行ったので、体験できるイベントは「紫いもの指示薬」「光受信機」「温風プロペラ」の3本です。
長女的には「スライム」(註:ポリビニルアルコール水溶液に色素を溶解した四硼酸ナトリウム水溶液を混合し、
撹拌することで作製されるゲル状物質)に心惹かれたようですが、今日はやってないのでまた今度ね。
そういえば27日も休みだから、娘にその気があれば連れて行ってみようかな。
『ワンダーラボ』は富山駅の北口にあるんですが、近くにある駐車場の料金が何気に高いというトラップが
待ち構えていたりするので、わざわざ駅前(未だに南口という表現に慣れない)の駐車場まで停めに行ったさ!
まあ、ついでに富山駅マルシェ内をさらっと見て来れたからいいや。

で、地下道を通って北口まで出たついでにおらがまちの路面電車、ポートラムの勇姿を撮ったよ!

こうやって、JR時代の不採算路線を切らずに、第三セクター化した上で路面電車が走れるように環境を
整えた富山市の判断はちょっと好きです。個人的には利用機会がないけれども、こうして杖をついたお年寄りや、
学生の足代わりとなるのは良いよね。

と、いうわけで目的地に到着しました。
涼しい地下道もありますが、もれなく方向を見失うのでふつうに地上を歩きました。ていうか、横断歩道を
30秒待てばいいだけの話だけどな。

当初は、「紫いもの指示薬」をやってみたいと言っていた娘ですが、最終的には「温風プロペラ」を選択。
「指示薬」のほうは性格的に合わないんじゃないかと思っていたので、ひとまず安心。
難しい理屈抜きで見た目で楽しめる実験のほうが我が子には向いている(苦笑

「温風プロペラ」って何よ?と思われるかもしれませんが、要は暖かい空気は上昇する特性があるので、
それを利用して羽根を回そうという実験。

薄いポリカーボネートの板を線に合わせてハサミでカット。同時に3人までの制限の中行われた実験ですが、
小学校中学年にもなればハサミの扱いも器用なもんですね。

プロペラを作り終えたら、今度は台座を作ります。丸形のウレタン製の台座に爪楊枝をぶっさして、
先端部分にプロペラを乗せれば完成という簡単なもの。

というわけで、できました。

さっそく両手の体温でプロペラを回そうと試してみました。
羽根の形状によりうまく回ったり回らなかったりするので、ときおり羽根を机の上でつぶしてみたりとか
いろいろやってみたら、なんとか回りました(笑
ぶかっこうな研究材料ですが、仕組みがシンプルなので、実験意図が伝わりやすくて良かったかな、と。
ただ、小学校四年生にはいささか物足りなかったようで・・・。
つづく
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