Edge of Tomorrow (Live Die Repeat)


タイムリープものといえばコレ、ということで、この作品を観てみました。
桜坂洋原作のライトノベルがまさかのハリウッド映画化。

せっかく、”All You Need is Kill ” なんてカッコイイタイトルがあるのに、変えられちゃったんだよね。
これまで邦題がダサくなることはしょっちゅうあったけど、その逆ってのは初めかも。

さて、トム・クルーズ主演の映画を観るたびに思うのは、”これはトムが出るべき作品だったのか?”
という疑問。
彼はもうじゅうぶんに有名過ぎて、どの役柄を演じても「トム・クルーズ」にしか見えず、
肝心の作品のストーリーに集中できないことが、ここ数年多くなってきちゃって・・・(苦笑

そうした先入観を取っ払った上で、彼の出演作品の個々のクオリティを振り返ってみると、
けっこう悪くない内容の作品ばかりなのも事実、さてさてこの日本のライトノベルを原作に、
ハリウッド・アレンジの加わった映画、吉と出るか凶と出るか・・・。


DSC00245-2.jpg

さてさて、のっけからトラファルガー広場にヘリで乗り着けるトムたん、模型やCGではなく、
本当にホンモノのヘリであの広場に着陸させたって言うんだからすごいよね。
この無駄にどうでもいいシーンに力を注ぐスタンス、気に入った。


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原作では、日本人のキリヤ・ケイジという青年が主人公となって、戦場で死んでは前日の朝に目覚め、
それを延々と繰り返すループにはまるわけですが、ハリウッド版ではおっさんの軍の広報員が主役です。
広報員なので戦闘能力はなく、放りこまれた戦場に戸惑う表情にも説得力が求められます。

上官の命令で敵性生物”ギタイ”との戦闘の最前線の取材に行かされそうになり、
行きたくないからと、逆に上官をやらしい顔で脅迫するヘタレな少佐をトム・クルーズが演じます。

そして、案の定強制的に戦場送り(しかも階級をはく奪されて二等兵扱いw)にされちゃうわけですが、
初年兵の訓練基地に登場する上官の声にハッとさせられました。
この声は、ジェームズ・キャメロン作品の常連、ビル・パクストン・・・!
テレビゲームで言うところの NPC 的な台詞しか与えられてない役回りがよく似合う。


”ギタイ”の造形は漫画版よりは好きです。ただ、彼らが侵略することいよって、どのように地球の生態系
に影響するかといった部分がごっそり抜け落ちているので、単なる銃弾の的としか扱われていませんよね。
舞台を日本ではなく、ヨーロッパ、特にフランスに近い地域にしたのはノルマンディーを意識したのでしょうか、
激戦地としてはあまりも有名なだけに、伝わりやすさはじゅうぶんかと。

そして、トム・クルーズ。
ハリウッド映画でよく 「初めて立ち向かう敵のはずなのに、やたらと登場人物の一人が詳しい」って描写、
あるじゃないですか。でも今回は最初こそ本当に初めてだったけど、ループしながらだんだんと敵を知っていく、
そういう様子といか、表情が本当に巧いんですよ。

冒頭、最前線に行きたくないばかりに上官を脅迫するほどのヘタレな顔が、終盤はもうあのカッコイイ
トム・クルーズになっているわけだから、本当ずるいよなあと思う。

漫画版のラストは少し悲しげで味わい深かったけど、すべてが報われる映画版のラストも良い。


『ミッション:8ミニッツ』 といい、ハリウッドのタイムリープものにはハズレなし、と言っていいと思います。


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