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ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版

2014年7月25日のハリウッド版ゴジラ 『GODZILLA 2014』公開に合わせてBSプレミアムで放送された
デジタルリマスター版を観てみました。

まあ、60年も前の映画ですから、演出のテンポも違うしちっとも怖いとは思えず、俳優陣の台詞回しも
早口で聞き取りづらくて、全体的に入り込めなかったのが正直な感想。
変な話だけど、字幕で観たかった。

村人の一人が初めからゴジラを知っていたようなシーンがあって、今後の伏線を張る重要な役柄にもかかわらず
リアリティを求めたのか、歯が抜け落ちたオッサンが何か喋ってるんだけどフガフガとしか聞こえなくて
何がなんだかよく分からなかったのはキツイなあ。

また、突如現れて人の住処も構わず手加減なしに蹂躙していく怖さは、自然災害のようでもあるわけですが、
状況説明の描写が下手くそで、大雨の中家屋が倒壊するシーンでは唐突に若者が家を飛び出したかと
思うと、泣き叫んでる様子に???と思って、なんだこのざっくりとした編集は、と苦笑するばかり。

また、当時なりの特殊効果やミニチュア撮影の技巧に酔ったような演出が鼻につき、ゴジラ=恐怖の象徴という
ようなイメージは最後まで持てず、着ぐるみ着たおっさんが、セットの中で暴れてるだけにしか観えなかった。
時代背景として、アメリカがビキニ湾上行った水爆実験に巻き込まれた第五福竜丸があるわけですが、
そっちの方の描写に力を入れておいてくれたなら、本作品のテーマがよりはっきりするのになあと思いました。

ただ、若かりしころの宝田明が本当にカッコよくて、芹沢博士役の平田昭彦も負けてないくらい美男。
今はこんな魅力的に映るスター俳優って思いつきませんよねぇ。


怪獣映画ファンにとってはマスターピースかもしれませんが、個人的には勢いで作った粗さだけが目立つ、
古い作品だなあと思ってしまったのは生意気でしょうか・・・。


DSC00232

そうそう、志村喬演じる山根博士が持ち歩いているカメラがちょっと気になったりしました。
志村喬自信のドヤ顔だけは最後まで苦手でしたけど。

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