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The Departed

ちょうど1年前、TBS と WOWOW が共同で制作したドラマ『ダブルフェイス』が放映されました。
西島秀俊主演の「潜入捜査編」・香川照之主演の「偽装警察編」と分けて描かれた秀逸なシナリオは、
オリジナルの『インファナル・アフェア』を観ていなくても十分に楽しめました。

さて、『ディパーテッド』は2006年製作で、元ネタは同じく『インファナル・アフェア』。
西島英俊をディカプリオが演じ、香川照之をマット・デイモンが演じています。


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久しぶりにジャック・ニコルソンのキレた演技を観れたのはとても良かったのですが、
オチ的には『ダブル・フェイス』のほうが良かったなあ。

また、『ダブル・フェイス』では香川照之はボスである小日向文世を殺害し、本当の警察官になろうとして叶わず、
ラストのあの表情がとても良い素晴らしい演技力を見せていたのに対し、『ディパーテッド』でのマット・デイモンの
上昇志向というか野心というのが見えにくく、単にジャック・ニコルソンに飼われてるただなの犬にしか見えず、
香川照之ほどの”自由を手に入れたい”が感じられませんでした。
2人のキャラクター設定そのものが異なるとはいえ、マット・デイモンがもうちょっとえげつなかったらよかったのに
と思いました。

訓練生時代に消防士たちを下品な言葉で罵るシーンなんか、『グッド・ウィル・ハンティング』のウィルの粗暴さに
似てて面白かったんだけどなあ。


対してディカプリオは、さすがというか、横顔の印象が『ギルバート・グレイプ』のころから変わっていなくて
少し頼りなく感じたけど、警察の犬としてマフィアの中枢に潜り込む重圧から心が侵されていく様子が
本当に素晴らしく、あっけない死に際も西島英俊を越えていました。←ネタバレw

家計に犯罪者の多い出自から、面談時にいきなり上司に試されるシーンの目の演技なんか最高!
マーク・ウォルバーグの存在感は微妙でラストにジャージ姿で出てきたときは内村光良のコントかと思ったけど、
あのシーンの2人のやり取りは良かった。


デイモンの恋人役で、ディカプリオのカウンセリングを担当した女医役のヴェラ・ファーミガって、
サラ・ジェシカ・パーカーのパチモンみたいな顔だったけど、ディカプリオとのベッドシーンには本人も命賭けた
だろうね(苦笑 下着の選択とかいくらなんでも本気過ぎ、勝負に出過ぎだぜ!

コステロの部下で、最後に潜入捜査官の1人だと分かるデラハント役には『ショーシャンクの空に』のマーク・ロルストン。
彼が画面に出てくるとついケツの穴をキュッと締めたくなるので困っていました。


本当はもっと感想を書けると思ってたんですが、いかにもアメリカ映画らしい解決方法というか、
後には何も残らない感には失望してしまい、言葉を失くしましたね。
マーティン・スコセッシ・・・、覚えておくぞ。



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