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昆虫おじさんの事件簿③


『第8回 シグブラフォトウォーク in 岐阜』 のロケ地のひとつである岐阜公園で、”フォビオン物件”感ありありの苔や石塔をガン無視してまで紫陽花に止まるテントウムシを撮っていたのは、まだ富山では紫陽花の見頃を迎えていなかったからであります。あれから数日経った仕事休みの日に、毎年この時期に行われている太閤山ランドのあじさい祭りへ行ってきました。

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植物をメインに撮りに来たはずなのに、つい横道にそれて動く生き物を目で追ってしまう性(さが)にはどうしても抗えない。


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そして、地元の紫陽花は思っていたほどにまだ咲いてはおらず、今年はどうやら会期終了間際にようやく満開を迎えそうな雰囲気。なので、影絵遊びをしながらブラブラと動く生き物探しを始めることに。


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けして集中して探していたわけでもないのに、カタツムリをよく見かけたような気がします。動かないけど。

聞いた話によると、紫陽花の歯には毒があるので、それを齧ってしまった生き物は死んじゃうので、葉を食べないカタツムリだけがこうしてさも紫陽花とともに生活しているかのように居残っているのだそうだ。


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それでも、紫陽花とカタツムリを絡めると何かしらのストーリーを持ったような写真になるんですよね・・・。


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目を凝らすのに疲れたら、ちょっとだけ顔を上げて影絵遊びをしてみる。この日はその繰り返しだった。


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紫陽花に溶け込むようにたたずんでいたツチイナゴ(たぶん)。


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気づかれないとでも思ったか!


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そして、今回いちばん驚いたのはこのコガネグモの巣の張り方でした。前脚側だけ糸を何重にも手繰っているように見え、初めて見ましたがこれはちょっと面白いぞ。

―別カットでマクロレンズの特性をフルに生かした気持ち悪い写真もありますが、夜寝られなくなるので自粛することにしました。


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この独特な巣の張り方は”隠れ帯(かくれおび)”と呼ぶらしく、このような張り方をするのには諸説あるそうで、近年有力な説のひとつとして紫外線を反射させて獲物をおびき寄せるというものがあります。

何はともあれ、一瞬見て視界がバグったのかと思いました。虫(Bug)だけに(


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気持ちいいくらいに気持ち悪いのは、カシワマイマイの幼虫(おれ調べ)。まあ、蛾の幼虫ですよね。


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足元でガサゴソ音がするので目で追ってみると、カナヘビがコオロギか何かを捕食していました。カナヘビといえば最近まで次男がおばあちゃんちのコンクリ塀の下で見つけたのを数日間飼っていたっけ。『~フォトウォーク』 には連れて行けないのをどうやって説明しようかと直前まで悩んでいたら、カナヘビを捕まえて箱に入れたのが気になっておばあちゃんちに泊まることにしたということで、心おきなく岐阜に向かうことができました。

その後、餌の問題もあって結局逃がすことになったそうですが、やっぱり寂しくて泣いたそうな。ああ、子供ってなんて純粋でかわいいんだろう。おれも、小学校低学年のころは向かいの家の石垣に棲んでいたカナヘビを捕まえるのに躍起になっていたなあ。


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そんなこんなで、紫陽花をちょっぴりだけ味わって、帰路に就きました。


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この公園の紫陽花といえば、白い紫陽花がとても綺麗に咲くはずなのに、今年はなんだか少なかったような気がするな。あじさい祭りは今月いっぱいで終わるけれども、7月になっても様子だけ見に来ようかな。それでももし見頃を過ぎていても、こうして動く生き物に目を凝らす楽しみもあるわけです。




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