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あまりこういうことをしない主義なのですが、今回はちょっと思うところがあったので今話題の漫画雑誌を買ってしまいました。

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小学館発行のビッグコミック 2019年5月25日号でございます。

5月24日に公開される映画 『空母いぶき』 (原作:かわぐちかいじ)を特集し、映画では内閣総理大臣「垂水慶一郎」(架空の人物)を演じる俳優、佐藤浩市氏が演じた総理大臣の役作りについて自ら言及しているわけですが、その内容を読み取れなかったのか

―”観に行こうかと考えていた映画『空母いぶき』に関心を失った件について。『ビッグコミック』誌のインタビューに、首相役の俳優、佐藤浩市氏がこう述べているのが掲載されていたのを読んでしらけたからです。
「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね」
「彼(首相)はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。だからトイレのシーンでは個室から出てきます」
 ……はあ。あえてアレコレ言う気もおきません。次は三田村某さんに続いて菅直人元首相の役でもやるといいですね。どうでもいいや。”―

という批判を展開した人物が現れました。そしてそれを知った作家や美容外科クリニックの医院長が賛同、佐藤浩市氏を糾弾したことがネットニュースなどで拡散される事態に。

【炎上】映画『空母いぶき』佐藤浩市さんの問題発言、小学館が擁護「作品はフィクションで実在の人物ではない」 - はちま寄稿

おれもこの炎上のようすを遠巻きに眺めながらも少しだけ違和感を憶えていました。―佐藤浩市って体制批判をおおっぴらに言う人だっけ?意外だな・・・会ったことないけど―。音楽関係者に多い気がするけれど、表現者がその創作物とは別の実体を持つことはよくあること。今回の件もそれが露呈したことなのかなと思っていたら、なんだかまた様子が違ってきました。

炎上した『ビッグコミック』の佐藤浩市『空母いぶき』インタビュー原文を読んだら、完全に原文と文脈を違えて引用した産経記者のやらかしであった - CDBのまんがdeシネマ日記


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ネットニュースを読んだときの自分もそうでしたが、インタビューそのものを読まずにいるうちはそれについて具体的に何かを述べることはできないんです。なので、今回は佐藤浩市氏がおれの中では数少ない好きな俳優だったこともあって実際にインタビューを読んでみることにした次第。

まあ、内容はやっぱりというか、佐藤浩市氏は出演する作品に取り組むにあたって役者として当たり前のことをしようとし、演じる役どころに自分なりの形を見出そうとしただけで、ネットニュースで拡散された部分はその肝心な部分を見事にバッサリ切り取って発信者の都合の良いように曲解したものにすぎず、実に佐藤浩市氏は被害者そのものだったわけです。

もう、こんなのはジャーナリズムでもなんでもないや。もし、このまま実際に雑誌のインタビューを読まずに過ごしていたらどうだったろうか。映画俳優に対する評価をただ間違えたまま過ごすだけじゃない、そもそも”誤った情報を鵜呑みにしたことに気づかないまま”でいることになるんだぜ・・・。

滋賀県で起きた悲惨な交通事故に際して、論点のずれた記者の質問に言葉を詰まらせる関係先の代表者の様子を見たくないのと ”憶測でしか物を言わない薄っぺらい内容の情報番組” を嫌って、どの時間帯のテレビ番組も観なくなった。家族団らんのひとときであるバラエティー番組の内容でさえヤラセだったりするんだぜ?、そんなもののために時間を使うことが有意義とは言えない。
―だったらもう世の中の情報はネットニュースを流し見していればじゅうぶんだろう、誤字脱字はひどいし時には不正確な情報もあるけれど―と思っていたときに、これですよ。

というわけで、スマホからネットニュースアプリを消した。よくよく考えてみれば、事故や事件の最新情報なんかを知ったところで何もならないからだ。


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ところで、件のビッグコミックをセブンイレブンで買うと、もれなく映画 『空母いぶき』 に出演している本田翼のクリアファイルが付いてきます。炎上したインタビューを抜きにしてこのためだけにこの雑誌を買うのもありかなしかで言うと、ありでしょう。

そして、おれは 『空母いぶき』 の原作漫画を読んだことがありません。


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