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田尻池に行ってきた 2018⑥


休日のもろもろの用事を終えて、田尻池に来てみました。いつもと違う時間に来たのでオオハクチョウに会えるチャンスがあるかなと思っていましたが、今回もお留守。いっしょに撮っていた友だちは日没近くまで粘ってようやく撮れたそうですが、なかなか思い通りにいかないのが自然相手の醍醐味よ。動物園じゃあるまいし、ふらっと来てすぐに見られるとでも思ったのか、いないと見るやいなやすぐに立ち去る人が多いのは相変わらずで、なんだかなーと思います。

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[ Canon EOS 7D / EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

さて、今回はシーズンオフの間にすっかり忘れていたことを思い出すことができました。以前の記事でも触れたと思いますが、今年はなんだかオナガカモの雌の数が多いなあと感じていたんですよ。


IMG_9088
[ Canon EOS 7D / EF70-300mm F4-5.6 IS USM ]

ところが、写真右奥の羽の模様が不完全な―生え換わりの途中の―雄の個体を見て思い出しました。カモ類の雄には繁殖期じゃない時期はまるで雌のような羽の模様になる”エクリプス期”がある(ただし、カルガモは年中同じ服)ことと、オナガカモがまさにそれであることを。オオバンに挟まれているこのオナガカモがまさにそれで、雌のような羽をしていながら、嘴の横側には雄のそれのいちばんの特徴である白い模様が観察できます。


SDIM3572
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

んで、この子はマジモンの雌。嘴の色が全体的に真っ黒なんです。それと、肩の羽の模様が”U”のように見えるのが特徴。


SDIM3570
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

何気なく撮ったこの群れにいたっては、池のほうに頭を向けている三羽のうち左の二羽が雄のエクリプス。肩の羽の模様の違い、分かりますか? つーか、sd Quattro の解像感ハンパねーな。


SDIM3576
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

「なんだ男か・・・」。換羽が終わったオナガカモの雄とオオバン。


SDIM3579
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

しかし、いちど気づいてしまうと本当に気になって仕方ない(苦笑。ついこのあいだまではこの岸辺にいる群れには興味がなかったのに、この日は撮影位置を変えずにずっと目で追っていた。


SDIM3581
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

雄かな雌かな、雌かもな。


SDIM3592
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

これは分かりやすい。雄のエクリプス。


SDIM3587
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

仁義なき戦い―。


SDIM3588
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

換羽の終わりかけはちょっと情けないけれど、こういう過渡期を観察できたのがうれしい。知らずにいるよりは知っていたほうが、数倍は野鳥観察が楽しくなるからね。


SDIM3589
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

最初はこの飾り羽の色が、カモの種類ごとに違うことを知ってから興味を持ったのがきっかけだったのに。


SDIM3593
[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

眼にまだ牙が生えているうちは書留続ける観察日記、終わることなくこれからも続くのである。




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