R.P.D (リユース・パソコン・ダイスキ)
一眼レフで撮った写真の現像やらブログ投稿で使っているメインPCですらCPUが Core 2 Duo
E4500 2.20GHz かつRAMは2GBで、ストレージはサムソン製のSSD、840EVO 120GB という
むっちーです、こんばんは。
ちなみに素体にはNECのデスクトップ、貰いもののPC-VL500LGを使用、これをベースに
グラボ交換とかメモリ増設とかしながら、気がつけばかれこれ4年近く使っていますが、
まあ、そんなに不満はないっすね。
NECのいわゆるネットブック、PC-BL350LS6Wを友人から譲ってもらって触るようになってから、
にわかに”オールドPCを現役に使えるようにする遊び”が再燃し、今年の初めごろに貰ってきた
まま放置中だった富士通のモニタ一体型PC、FMVEK30Uを弄ってみたくなりました。
ほら、最速のCPUとRAMを積んで大容量のストレージを搭載した最新モデルだって3ヶ月もすれ
ば型遅れじゃん?だったら、10年はいかないまでもそこそこ古いパソコンを使えるようにするほう
が楽しいかなと思って(
というわけで、FMVEK30Uでございます。2007年1月プレス発表だそうな。
オリジナルはWindows Vista Basic 搭載。前オーナーさんはパソコンが苦手で、買ったはいいが
ほとんど使わずに放置していたらしく、外観もキレイ。
何より、液晶ディスプレイの映りが新品かと思うほどで、だからこそ捨てずに貰って来ちゃったという。
スペックを整理すると、CPUはCeleron M 410 1.46Ghz、RAMは最大2GBまでのところを512GB。
HDDはSATA 7200rpm、17インチの液晶ディスプレイ一体型&CD/DVDドライブも搭載しています。
過去にPC98 CanBe ユーザーだったこともあって、一体型のパソコンって好きなんですよね。
で、今回はそのEK30Uに”Ubuntu”なるLinuxディストリビューション(Windowsよりも軽快に動くらしい)
をインストールして、ちょっとしたインターネッツくらいはできるようにしたいというのが目当て。
その作戦のために用意したのは、他でもない日本語版Ubuntu のISOイメージ。
Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード - Ubuntu Japanese Team
Celeron は Intel 系のCPUなので、↑の、Ubuntu 14.04 LTS 32bit版(i386) を選択しました。
(今思えばあまり関係なかったかもしれませんが)
んで、そのISOイメージをDVDに書きこむために、同サイトで紹介されている DeepBurner という
ライティングソフトをインストール&使用しました。
さて、実はここからが予想外に長い道のりとなってしまい、予定では午前中の2~3時間でさっくりと
終わらせて快適なオールドPCライフを堪能するはずが、なんだかんだと夕方までかかってしまい、
作業を進めながら考えていたブログの内容も一旦リセットするはめに(苦笑
いきなりですが、オリジナルのHDDです。SATA接続で7200rpm というわりに読み込みが遅く、
しょっちゅうカリカリ音がするので、外しちゃいました。
いちおうこれにも Ubuntu をインストールしたんですが、ブラウザが開くまでちょっと待たされる
ため、他のドライブに交換して仕切り直すことに。
で、取り出したるは押し入れで眠っていた東芝製の2.5インチHDD、MK3252GSX。320GBですた。
これは回転数が前出のものより遅い5400rpmで、やはり動作が遅いため諦めました。
まあ、これをやり始める前に絶対避けておこうと思っていたけど、やるしかないのか・・・。
またしても、SSD投入!(今月2個目)
前回、ネットブック用に買った Crucial 製のはまったく快調そのもので、不満もないんですが、
また同じものを買うのも面白くないため、今回は気分で SanDisk 製のを購入。
どうせメインPCのストレージも120GBしかないわけだし、この作戦に飽きたらクローン化して
再利用すればいいだけだしね。
というわけで、EK30Uをさっくりと分解。と言ってもビス2本外すだけでここまで開くという・・・。
ついでにM/Bをじっくり眺めてみます。”GIGABYTE”って書いてあった!
それから、RAMの仕様もチェック・・・。「PC2-5300S 512MB」かー、暇なときに1GBを2枚探して
挿してみよっかな。
あと、おれはやらないけど、CPUを上位機種と同じ Core 2 Duo T5500 1.66GHz に交換とか
しようとしてる人もいたみたい。
寄り道を切り上げて、本題へと移ります。買ってきたSSDにマウントケースを付けてさっそく設置。
緑の樹脂のパーツのおかげで交換が非常に楽でした。これ考えた人ほんと賢い!
L字型になっていて差し込みにくかったんで、ストレートタイプのケーブルを用意しました。
ISOイメージを書き込んだDVDを入れて起動すると、さっそくセットアップが始まります。
事前に BIOS画面 でブートドライブの優先順位を 「CD/DVD」 を先頭にしておくと良いですぞ。
さっそくインストールしまーす。
ちなみに、Ubuntu のハードウェア構成の条件として、Pentium M や Celeron M といった一部の
CPU を搭載したマシンにはインストールできないという情報を先に掴んでいたため、
チェック回避コマンドを入力してセットアップ作業を進めたものの、最終的にはうまくいきません
でした。
Ubuntu のインストールが無事終わった、と思ってブラウザを起動しようとしたら即ブラックアウト、
それから数時間のあいだずっとディスクを読み込んでいる状態だったので、強制的にディスクを
排出して再起動してみたら、なぜかまた オリジナルのWindows Vista のデスクトップ画面と再会
しちゃいました。
なので、次からは普通にセットアップしてみたという。
はいはいー、空き容量ならなんぼでもあるよーと返事をしながらリターンキーを押す(笑
このシークエンスではもたつくことが多いですが、おそらくディスクドライブの性能かと。
より高速な光学ディスクドライブに換装していれば快適に作業が進んだかもしれませんが、
そもそもOSのインストールぐらいにしか使う用途がないので、ちょっとだけ我慢します。
まっさらなSSDにインストールするので、迷うことはありません。
下の項目は意味がよくわからなかったのと、どっちみち遊びなので細かい設定はスルーしま
した。
個人的にちょっとウケたのが、このPC-98XX系の日本語入力選択(笑
そういえば、今でも工場なんかで PC-98が現役って話を聞いたことがあるけど、そういうこと
なのかな。
ここまで来れば、あとはもう終わるのを待つだけ。
動作環境としては最低ラインのスペックのPCがベースなだけに、どこまで動かせるか楽しみ♪
無事、セットアップ完了!
ブラウザはメインマシンよりちょっと遅いと感じるくらいなのと、Office スイートである Libre Office
がプリインストールされているのが地味にうれしかったです。
勤め先で同じソフトを使わされているので、何かと重宝しそうな予感・・・。
さてさて、これですべてが終わったわけではなく、このあとも関連情報を仕入れながら、使いやすい
環境を整えていくつもりです。アイコンはあるけれど起動しないものもいくつかあるし、
使い方を覚えるつもりでいろいろ設定をいじっていこうと思います。
―追記
ジャンク箱に放り込んであった ELPIDA の PC2-6400S-666(昔使っていたVAIOノートのもの)、
2GB があることを思い出し、元のRAMと入れ替えてみたところ、ちゃんと認識しました!
もう1枚あったので好奇心から挿してみると、なんと上限だったはずの2GBを越え、2.93GB と
してシステム上は認識されてる模様、。
ちなみに、試しにYouTubeの星野源の動画を流してみたけど、1GB も 2GBも 3GB弱も体感は
変わらなかったYO!
おしまい。
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