”Switch”


思春期にほんのちょっこりサブカルにかぶれた身としては、結婚して子供も3人儲けた今も
捨てられずに書棚に収まっている宝物なんですよね。

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1992年のカンサス州ローレンス郊外にて、ビート・ジェネレーションの雄、アレン・ギンズバーグ
(1926~1997) と ウィリアム・S・バロウズ(1914~1997)との会話をまとめた記事が掲載されて
いる、『Switch』 1992年7月号。

表紙の灼けにもまた思い出があってですね、当時世界が熱狂した海外ドラマ 『ツイン・ピークス』
の主演女優、シェリル・リーのインタビューが載った雑誌(Switchよりも判が小さい)を隣りに並べ
ていたおかげで、跡が残っちゃったという(苦笑。

ちなみにその雑誌は、そこそこ長い間手元に置いていましたが、結局ツイン・ピークスを観ても
何にも感じなかったことを理由に捨てちゃいました。


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さて、この 『Switch』。いちいち写真がかっこ良くて自分の美的感覚のリファレンスとなっています。
ポートレイトを撮るならば、ふわっふわでキラッキラしたのよりも、こういうのを撮りたいなと。
カリッカリのモノクロでしわっしわの年寄りを撮りたい的な。


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アレン・ギンズバーグについては正直ほとんど知らないけれど、バロウズはその破天荒な生き方
(薬物依存や、”ウィリアム・テルごっこで妻を射殺)もそうですが、独特のしわがれ声も印象的で、
再生 YMO のアルバム 『テクノドン』(1993)に収録されている曲(#1.BE A SUPERMAN、
#6.I TRE MERLI)で今でも聴くことができます。

また、子供の頃に夢中になった映画 『ロボコップ』 に主演したピーター・ウェラーが、バロウズ原作
の小説 『裸のランチ』 の映画版に主演すると聞いてひとりで盛り上がったものです。
しかも、監督が 『ザ・フライ』 のデヴィッド・クローネンバーグと聞けば、思春期をこじらせた者として
は全力で観たい映画のひとつとなりましたが、内容はまあよくあるグロいだけってやつだったかな。

あと、小ネタではありますが、映画 『ブレードランナー』 の原作はフィリップ・K・ディック(1928~1982)
でありながら、映画製作者がその原題 ”アンドロイドは電気羊の夢を見るか?”ではなく、
たまたま目にしたバロウズのまったく関係のない小説のタイトルを拝借したという・・・。

というわけで、今の自分の変態さには四半世紀前にすでに”スイッチ”が入っていたというお話でした。


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