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高橋幸宏 One Fine Night ~60th Anniversary Live~ Blu-Ray

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2012年12月22日、東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われ、翌年の4月14日には短縮版ながら
WOWOWでも放送された「還暦ライブ」の完全版、BD2枚+CD3枚の豪華仕様でございます。
予約のタイミングが遅れたので、手元に届くのが今になってしまいました。

高橋幸宏といえば、ディスク2の4曲目「1%の関係」のカップリング曲だった「FAIT ACCOMPLI」が
トヨタのMR2(SW20型)のCMで使われてたのがキッカケで存在を知り、
この曲が収録されていた「BROADCAST FROM HEAVEN」はもちろん、前作の「EGO」にもどっぷりハマり、
1991年の「A Day In The Next Life」にいたっては、
その突き刺さるような詞の世界に青年期のメンタル構築に大きな影響を受けてしまいました。

高橋幸宏は当時39歳、今のおれと同年代だったんですね。
リアルタイムで聴いたときはおれは16歳だったけど・・・。

その後、ライブ映像のLDを観て知ったソロ作品を遡り、食費削って中古のLPを買い漁って聴いたり、
”YMO”や坂本龍一に辿り着いた流れでデイヴィッド・シルヴィアンを知り、さらに今回のライブにも
参加しているスティーヴ・ジャンセンがドラムを叩いていた”JAPAN”にハマったりとか、
この時期(1990年代前半)が音楽を聴くのがいちばん幸せだったと思っています。

”JAPAN”を知ったころにはとっくに彼らは解散してしまっていたけれども、
再結成したユニット”RAIN TREE CROW”(1991年)にリアルタイムで触れられたのは一生の財産と
言ってもいいくらい。

今でも iPhone に入れて繰り返し繰り返し聴いています。

しかし、東京スカパラダイス・オーケストラとの共作「Water Melon」(1995年)あたりから何故か
違和感を覚え始め、10年の空白の後に細野晴臣とのユニット”スケッチ・ショウ”を挟んで2006年に
リリースされた「BLUE MOON BLUE」を聴いたけれどもやっぱり拒否反応があって、
結局2010年に”YMO”が本格的に活動を再開するまでまったく聴かなくなってたんですよね。

今回の還暦ライブの選曲は個人的に好きな楽曲が多く、バンドメンバーも小原礼(bs)や
高野寛(G)・徳武弘文(G)のベテラン勢も取り揃えた豪華さが大変うれしい。
そのメンバーの中にあって、ひときわ興味をそそられたのは、ペダル・スティール・ギターの高田漣と、
ユーフォニアムというチューバみたいな金管楽器の奏者、権藤知彦の二人の若手の存在です。

2007年7月、スケッチ・ショウに坂本龍一が合流することで事実上の”YMO”の活動再開ともとれた
”HAS”というユニットが横浜で演奏したバージョンの”Cue”のバックにこの二人が参加しているわけですが、
エレクトロニカを基盤としつつも生楽器による演奏にシフトしていったその音楽性にピタリとハマり、
「こんなアレンジの”Cue”が聴きたかった・・・!」と思わされたんですよね。

全楽曲のアレンジ自体はオリジナルに忠実ながら、この新しい音が良く馴染んでとても素晴らしい・・・。

白眉は「1%の関係」のレコーディングや当時のツアーにも参加していたサックスの矢口博康の
荒ぶるソロ演奏と白根賢一&ジャンセンとのトリプル・ドラムがカッコイイ「STAY CLOSE」。

世代を超えたメンバーと演奏する80年代の曲も、ともすれば懐メロになってもおかしくないのに
ちっとも古びていないのに驚かされました。
そんな懐の深さもまた高橋幸宏という人の魅力なんでしょうかね。


そして2013年7月17日には新バンドを率いてのアルバム「LIFE A NEW」がリリースされる
わけですが、現在視聴できる”All That We Know”という曲に限定して言えば、
ちょっとビートルズっぽい感じの音ですね。今回は初めて固定メンバーでレコーディングしたということ
なので、全体を通してそんな感じになるのでしょうか。

英語ばっかりのアルバムになっちゃうのかな。胸に刺さる日本語の歌詞の曲、また聴けたらいいのになあ。


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(2013/06/26)
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