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ミュージアム全3巻/巴亮介


小栗旬主演で映画化された、巴亮介原作の『ミュージアム』。
劇場版のCMで初めてこの作品の存在を知って、ちょっと興味があったので原作漫画を購入。
全3巻完結というのも、個人的にはサクサク読めるんでいいかなと。
(原作者にとっては不本意だったようですが)

『アイアムアヒーロー』なんか、今から原作読もうったって、20巻以上あるしなー。

kaeruotoko

さておき、『ミュージアム』。

タイトルの意味は、快楽殺人者である霧島早苗が作り上げた作品(死体)の数々を表していて、
物語の進行とともに彼は5つの殺人を行いました。
そのどれもがとても凄惨なもので、小さな子供のいる家庭でこの原作本が紙ベースで部屋の棚
に置かれているのはさすがに憚れる内容。こういうときは電子書籍って超便利よね。

とはいえ、高校時代に読んだ岩明均の 『寄生獣』 や、ハリウッド映画の 『セブン』、ほかもろもろ
のおかげでバッチリ免疫のあるおれとしては、ゴア表現に関しては既視感のあるものばかりで、
まるで ”サスペンスホラーにおける被害者の殺し方” あるあるに感じました。

そういうバイアスのかかった目で読んでもこの漫画を面白いと評価できるのは、
純粋な絵のセンスの良さと、ストーリーの巧みな進め方にグッときたからです。

特に、犯人である霧島早苗がなぜああいうコスチュームなのか、またそれを利用して主人公の
沢村の誤射を誘うやり方に膝を打ちましたし、沢村がそれに引っかからなかった理由の伏線も
うまいなと思いました。

内容はともかく、3巻イッキに読めちゃったぜ!

劇場版を観に行く精神力と体力がないので、テレビ視聴になるとは思いますが、映画オリジナルの
改変が、犯人の背景にある殺人動機をうまく補完していそうで、楽しみではあります。


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