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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

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2001年9月11日に起きた、『アメリカ同時多発テロ事件』の犠牲となった父親(トム・ハンクス)の
遺した、たった1つの「鍵」の謎を解こうとNY中を奔走する少年が、周囲の人々を癒していく話。

冒頭からの父親との様々なエピソード(重要な複線のひとつではあるけれど)が冗長過ぎて、
”物語”が動き始めるまで時間のかかる映画ではありますが、
祖母の家に住む、言葉の話せないミステリアスな間借人の老人が登場してから、グングンと物語に
引き込まれていきます。

脚本は「フォレスト・ガンプ」のエリック・ロス。ああ、そうですか。


少年時代に遭った不幸な出来事 ―目の前で両親が死ぬ― 以来、失語症となった老人が、
主人公とのコミュニケーションにメモ用紙を使い、まるでロールプレイング・ゲームのヒントのように街の
あちこちにメモを残していくところにとてもワクワクさせられました。

右の手のひらに”NO”と、左に”YES”とマジックで書いてあり、ときにそれらを強くかざすことで
声を発することはできないのに何かこう、言葉の強さを感じることができました。
この演出が、やたら饒舌でせかせかした少年の独り語りとうまくバランスが取れてるんですよね。

鍵の謎が解け始めるころ、登場人物たちがお互いの顔を知らないまま、ありえないほど近くにいるという
シーンがあって、こういうのは本当大好きなんですよね。
そして、距離があったように見えた母親のとても大きな愛情に気付くとき、ついに涙腺が決壊!

何でこうみんな初対面のはずの主人公に優しいのかと不思議に思ってたけど、母ちゃんずるいよ!


サンドラ・ブロックっていつからこんなに母親役の似合う人になったんだろう。


珍しく「原作」を読んでみたくなった作品です。



そういえば今日は寝過ごしてしまって、まだハルキさんの顔を見ていないな。
彼の目には、おれはどんな父親に映るのだろうか。

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