飛び込め!! 沼 02/安倍吉俊


前巻の 『飛び込め!! 沼 01』 がこれまたカメラ界隈で非常に話題になり、果てはSIGMAのCEO、山木和人氏の手に渡るまで
となったのが記憶に新しいですが、もう2巻目ですか。

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というわけで、さっそく購入。

飛び込め!! 沼 02 - COMIC ZIN

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今回も沼先輩節が炸裂、前巻に登場した sd Quattro 無印を後輩くんに譲り、まんまと ”H” を入手したことで、
発売当初の独占機能だった SFDモードを使ってあろうことか女子会でテーブルフォトを撮らんとする暴挙に出ます。
註:)後にファームウェアのアップデートで sdQ 無印 と、dpQ シリーズにも SFDモードが実装されました。

その dpQ シリーズのファームウェア・アップデートの際にはちょっとした事件が起こりまして、なかなか貴重な体験をさせて
もらいました。

dp0 Quattro を最新ファームにアップデートしたら動かなくなった話


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さておき、ところで SFDモードとはなんぞや?ってなると思うんですが、沼先輩の手にかかればこの通り(苦笑
いやあ、これには笑った。だって、最近になって初めて SFDモードを使ってみたんだけど、そりゃもう酷い結果だったから。


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この写真は、先月富山県は滑川市にある「ほたるいかミュージアム」前の岸壁で撮ったもの。
澄んだ空の青さと肉々しい海洋植物の生々しさの対比が面白いと思って試してみたんですが、さすがに波打ち際では
無理でした。藻と海面の境界あたりの画が崩壊しちゃってましたね。


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sd Quattro H の時点で女子会にはまったくそぐわないというのに、尚且つ SGVラインでないカミソリマクロを放り込んで来る
マニアックさ。さすが沼先輩・・・!


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このシーンでおれの腹筋も崩壊・・・ッ、安倍センセイ、面白い、面白すぎるよ!

今から3巻目がとても楽しみになりました。



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”Giant Steps”


毎日のように通っている家電量販店の店頭の4KテレビでUHD BD版の 『GUNDAM THUNDERBOLT
~ DECEMBER SKY』 を観ているうちに、ちょっと原作マンガが気になったので既発売の8巻をイッキ
に読んでみました。最新刊は9巻ですが、まだリリースされていないと思い込んでしまったおかげで
未読です。

機動戦士ガンダム サンダーボルト

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初め、同じお店の玩具売場で ”サンダーボルト” のプラモデルを見かけたとき、「またおかしなのが
出てきたなあ」と感じ、ネタが尽きたら湧いて来るようないつもの外伝的なやつかと思っていました。
その後のプラモデル展開がまたいつもの”Ver.Ka”商法っぽく感じたので、ますます興味の方向から
離れていったのは事実。

その後、しばらくして『~ DECEMBER SKY』 を観たわけですが、太田垣康男による新解釈のMS群の
活躍はもちろん、主人公の一人であるダリルの所属が傷痍軍人たちによる狙撃部隊であること、
連邦側の主人公のイオとその幼馴染たちとの関連性がストーリーが進むにつれて、悲劇性を帯びて
くるところなど、自分の琴線に触れる部分がいくつかあることに気付きました。


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特にグッときたのがジオン側の女性技官、カーラのエピソード。第3巻の中盤、目の前で仲間を灼き
殺されたショックから精神的に退行したが、父親と同じように義肢の腕を持つダリルに寄り添うことで
(その処置をしたのは彼女自身だったし、軍の命令で唯一無事だった右腕も切り落としたのも彼女
だったが)少しずつ元に戻りつつある=再び地獄を見る運命が待っている・・・ところなんか最高やね!
こんなエグいガンダム、ずっと待ってたんだ!!(ぉ

また、まだ映像化はされていませんが、強化人間といわれるレヴァン・フウ率いる南洋同盟が登場
する地上編がすこぶる外連味たっぷりなアレンジの施されたMS群のオンパレードで、ガンダムの話
のようでガンダムじゃない異質っぽさが過去作品に媚びてなくてイイね!

まあ、突っ込みたいところは多々あることはありますが、そこを含めての ”サンダーボルト” なので。


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最後に、主人公のふたりは規律違反である音楽プレーヤーまたはラジオをコクピットに持ち込んで
いることが共通していますが、イオは実際にジャズドラムのプレーヤーであることが窺えます。
この ”Giant Steps” は大好きなコルトレーンの楽曲なだけに、このシーンでは思わずニヤリとさせ
られました。




この曲を聴きながら、彼らがどんなセッションをするのか思い浮かべてみたいと思います。


瀬戸内家族/小池英文


2017年1月14日から23日まで、東京は新宿のコニカミノルタプラザにおいて写真展を開催中の、
写真家・小池英文氏の作品集を買いました。タイトルは写真展と同じく 「瀬戸内家族」。
なお、コニカミノルタプラザはこの写真展を最後に運営を終了するとのこと。

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表紙は白ベースでテカテカ光って撮りにくいので、中表紙の写真を撮ってみたよ!

インド滞在中に知り合ったという、奥様のご実家のある尾道市は因島で撮影された家族写真。
そのどれもが目線の温かい写真ばかり。
なんでもないような日常が、なんでもなく撮られているように見えるのに、どこか微笑ましく
感じられるのが不思議で気になる。

1月15日の第1刷の発行からあまり日が経たない中、Amazon には在庫がなく、プレミアム価格
を付けてるショップもあるようでしたが、近所の本屋で手にすることができて良かったです。


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こちらが表紙の写真。

この空気感、一目ぼれですわ。


”Switch”


思春期にほんのちょっこりサブカルにかぶれた身としては、結婚して子供も3人儲けた今も
捨てられずに書棚に収まっている宝物なんですよね。

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1992年のカンサス州ローレンス郊外にて、ビート・ジェネレーションの雄、アレン・ギンズバーグ
(1926~1997) と ウィリアム・S・バロウズ(1914~1997)との会話をまとめた記事が掲載されて
いる、『Switch』 1992年7月号。

表紙の灼けにもまた思い出があってですね、当時世界が熱狂した海外ドラマ 『ツイン・ピークス』
の主演女優、シェリル・リーのインタビューが載った雑誌(Switchよりも判が小さい)を隣りに並べ
ていたおかげで、跡が残っちゃったという(苦笑。

ちなみにその雑誌は、そこそこ長い間手元に置いていましたが、結局ツイン・ピークスを観ても
何にも感じなかったことを理由に捨てちゃいました。


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さて、この 『Switch』。いちいち写真がかっこ良くて自分の美的感覚のリファレンスとなっています。
ポートレイトを撮るならば、ふわっふわでキラッキラしたのよりも、こういうのを撮りたいなと。
カリッカリのモノクロでしわっしわの年寄りを撮りたい的な。


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アレン・ギンズバーグについては正直ほとんど知らないけれど、バロウズはその破天荒な生き方
(薬物依存や、”ウィリアム・テルごっこで妻を射殺)もそうですが、独特のしわがれ声も印象的で、
再生 YMO のアルバム 『テクノドン』(1993)に収録されている曲(#1.BE A SUPERMAN、
#6.I TRE MERLI)で今でも聴くことができます。

また、子供の頃に夢中になった映画 『ロボコップ』 に主演したピーター・ウェラーが、バロウズ原作
の小説 『裸のランチ』 の映画版に主演すると聞いてひとりで盛り上がったものです。
しかも、監督が 『ザ・フライ』 のデヴィッド・クローネンバーグと聞けば、思春期をこじらせた者として
は全力で観たい映画のひとつとなりましたが、内容はまあよくあるグロいだけってやつだったかな。

あと、小ネタではありますが、映画 『ブレードランナー』 の原作はフィリップ・K・ディック(1928~1982)
でありながら、映画製作者がその原題 ”アンドロイドは電気羊の夢を見るか?”ではなく、
たまたま目にしたバロウズのまったく関係のない小説のタイトルを拝借したという・・・。

というわけで、今の自分の変態さには四半世紀前にすでに”スイッチ”が入っていたというお話でした。


飛び込め!! 沼 01/安倍吉俊②


前回までのあらすじ―

ただ薄い本を通販でポチっただけのことを記事にしただけでブログのPV数がちょっと上がった
ことに震えたむっちーは、休日の用事の合間に営業所止めにしてあった安倍吉俊さんの新刊、
『飛び込め!! 沼 01』 を受け取りに行ったのだった・・・。

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というわけで、ようやくげっとん。
ちなみにこちらはウラ表紙、伝説の名機 SD1 と並ぶ sd Quattro ・・・のエッチじゃないほう。


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巻数の”01” がまんま SIGMA の広報誌、SEIN っぽくて良いw
愛に溢れてますねぇ・・・。

そして、中身の方は写真愛というよりはカメラ愛が多めな感じでしょうか。写真を撮る機械としての
カメラとどう付き合うべきなのか、考えさせられる名言がビシバシ出てきて目からローパスフィルター
が落ちました。

以下、個人的にツボにハマった名言を紹介させていただきます。


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dp0 Quattro を手にしたとき、このカメラで切り取れる写真というのは限られているなと感じた。
超広角の単焦点レンズという特性をじゅうぶんに理解できなければ、死ぬほどつまんない写真
になってしまう。

もっとこのカメラの身にならなければ、自分はこのカメラを生かすことができないと思った。
そこで辿り着いたのが、”浜辺に打ち上げられたゴミ”というしょうもない被写体だったのは内緒。
被写体選びにしろ、カメラの特性を理解する勉強になったのが、おれと dp0 Quattro との
思い出。


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基本的にMなので、ふだんもMモードしか使いません。sd Quattro でもそれは変わらなかった。
最近になってようやくSモードを選ぶようになったけど、猿は撮りません(ぉ


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「正しく失敗できる」 というSIGMAのカメラを言い表すのにこれ以上ない誉め言葉のあとに出た
台詞。
そうなのだ、プログラムオートで撮ってイマイチだった写真があったとして、それがどこをどう失敗
してそうなったのかは一見しただけでは分からない。
Mモードならば、写真を撮るときの要素のひとつひとつを試しながら失敗できる。
だからおれは基本的にMモードしか使わない。

フィルムと違ってデジタルはいくらでも失敗できる。でも、それに甘んじることなく失敗したなりの
理由を掘り下げて撮っていきたいと常に思っている。
おかげさまで、今ではほとんど失敗することは少なくなった。それは正しく失敗してこれたおかげ
だと思う。

そんなふうに、大事なことを思い起こさせてくれた、そんな漫画でした。



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