アブラハムの子


あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。(『創世記』より)

ソニーから発売中の高画質コンパクトデジカメのロングセラーモデル、DSC-RX100シリーズに6人目の仲間が増えるとかなんとか。
アブラハムにはのっぽのイサク(Isaak)を筆頭に7人の子たちがいるが、これからも増えていくであろうRX100シリーズでいちばんのっぽ(突出しているという意味で)なのは、使う人それぞれなのではないかとぼんやり思ったり。



んで、もう購入宣言なんかしちゃったりしてる人がいたりとか。さすがにおれはコンデジに14万円もポンと出せないというかなんというか、そんな予算があればむしろ同時期に発表されたキヤノンの EF70-200mm F2.8L IS III USM ・・・ではなく、おそらく中古で数が出回るであろう II 型を買っちゃうかもしれない。そこそこ明るい望遠レンズが欲しくなれば、だけれど。


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なんてなことを考えながら、RX100シリーズではもはや古株の M2 を手に次男の通う保育所の親子遠足に行って来たのであった。
正直ね、この 24-70mm の M2 でさえズームできることをド忘れしてずっと広角側で使ってたことがあったこのおれだから、コンデジに 200mm は要らないと思うのだ。特に沈胴レンズの場合は鏡胴の伸縮の時間が撮影時の致命的なロスになりかねないかもしれないし。

ちなみにこの写真は一番乗りをかまして余裕ぶっこいてるときのもの。遠足が今日じゃなかったらどうしよう?とか不安に思ったりするアレですよ。


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さて、遠足の行先は先月も来たばかりの 「富山市ファミリーパーク」。他校の生徒とルートがかぶるのを避けて、いつもの東回りあら西回りへと変更をしながらになりました。西回りルートは出だしが地味っちゃ地味だけど、こうしてスワンボート乗り場が目の前にあったり(昨年秋にクルマを買い換えたときの慣らし運転でここまで来たときにコイツに乗った)、遠足でなければポニーに餌をあげたりとかがすぐにできちゃう。東回りだとここに辿り着くまでには体力が相当削られているので、なかなか時間をかけて楽しめなかったりするんです。


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いつもながら殺風景な猿山の中にも、こうして微笑ましい母子の姿があったり。


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30℃を超えるクソ暑い中、芝生の上で 『アブラハムの子』 を踊らされたあと木陰でお弁当を開いて、隣り近所になった同じ組の子たちにおやつを分け分けしたりとか。


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見たこともない虫がいつの間にか腕にくっついていて、びっくりしたりとか。


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その隙にお弁当をイモムシに狙われたりとか、全然落ち着かねーじゃねーか!(苦笑


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カピバラの脇腹。


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手酌で水を飲むツキノワグマ。


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シマウマの中でも比較的凶暴なほう。


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フラミンゴがなぜ逃げないかという豆知識を周囲の主婦にひけらかすのを暑さですっかり忘れていたりとか。


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鹿の角の生え代わりはいつも痛々しそうだったりとか。


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いっぽう山羊はやたら痒そうだったりとか。


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栗と・・・じゃなかった、胡桃とリス。


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まあ、レンズが暗いぶん、しっかりと画像処理エンジン側で補正はしてくるだろうけど、おれにしてみれば画角の選択肢が増えて自由度が増すのが個人的にはちょっと合わないかなあ。制約があればそれを乗り越えた上で創造力を生み出そうとする性格なので、自由=便利ではけっしてないのだ。少なくともおれにとっては。

あと、いちどは M3 を使っていたことがあったけど、当時話題となったあのファインダーは思ったほど使わなかったし(ド忘れしてた)、微妙に厚みの増した本体を持ったときの違和感がどうしても許せなくて、M3 を手放してまた M2 に舞い戻ったのだ。そんな経緯もあって、今でもおれの ”のっぽ” は M2 かなあ。

ボケ量の選択が増えるという点で、明るいは正義だと思うし。そもそも何を撮るかですべては決まるよね。正解はひとそれぞれだ。



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シン・オオサカ


ちょっと仕事で大阪まで行ってきました。

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その帰り道、新大阪駅周辺で滋賀県在住の友人と呑む約束をしていたので、移動をしつつ大阪駅で写真を撮ることに。金沢駅も好きだけど、大阪駅の雰囲気も好きなのよね。


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気が付くと、背後には警備員の姿が(実話。




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というわけで、新大阪駅へ。5月13日に引退することが決まったらしいエヴァンゲリオンの新幹線がいないかな、と思って新幹線乗場に来てみたけど、まあいないよね。代わりにこの先一生目にすることがないだろう九州方面の新幹線を撮ってみました。


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でも、駅で新幹線の写真撮るのって難しいよね。


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待ち合わせ場所はここにしました。階段下の小部屋は向かいのセブンイレブンの備品倉庫なのを確認しながら待って、無事友人と合流。サンダーバードの終電に乗って金沢で北陸新幹線に乗り換えて富山まで帰ったわけですが、疲れていたのか頭痛くなっちゃって、車内でずっと寝てた(苦笑。やっぱり都会の空気は合わないのかな。知らんけど。



正しく失敗するということ


カメラを手に入れて、自分の思うままに一瞬を切り取りたいと感じたとき、そしてそれをうまくやりたいと願うなら、まずは何かひとつテーマを決めればいい。人物や風景、動植物に乗り物と世界はさまざまな被写体に溢れている。それに、目当ての被写体を探しに外を出歩くことはとても良いことだ。これまで通り過ぎるだけだった退屈な風景が、見方を変えるだけでとても素晴らしいものに変わることがある。

異動先の職場へとつながる幹線道路はクルマの流れが速く、気持ちの切り替える余裕もなく仕事へと突入させられるので、自宅を早めに出て職場へ着くまで寄り道をじゅうぶんにしてから行くようにしている。忙しくなればそれもできなくなるのは分かっていてのことだ。

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[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

という覚悟( を持って挑んだ雨晴海岸付近のひとりフォト散歩、ここもまた毎年の夏に行く海水浴場からの帰り道に景色を眺めるために通過していたエリアだったけれど、こうして一人で何度も訪れることになるとは思ってもみなかった。どちらかというと滅多に来れない場所という認識だったのに。

さておき、南側に崖(画面右側)のあるこの撮影地での午前中の太陽の位置や、被写体になった一両編成のディーゼルカーの大きさをまるで考えずに待ち構えてたら、こんな結果になってしまった。画面の奥では日陰、手前に来るにつれて順光になることを知らず、行き当たりばったりで光が良くなるまで粘ったらフレームから大きく外れることに。このときの焦点距離は35mm 換算で 75mm ―。広角レンズを選ぶべきだった。

数日後、また同じ構図で写真を撮ってみよう、今度は換算 52mm でと再訪するも、イメージよりも広すぎるように感じたので、別の場所からディーゼルカーを撮ることにした。


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[ SIGMA sd Quattro / 24-35mm F2 DG HSM | Art ]

というわけで、雨晴駅から 1km ほど東へ行ったところにある 『もみじ姫公園』 の展望台へ。この公園の由来は現地に説明書きがるのでぜひ読んでみてください。


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[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

展望台から線路に目をやると、電線(この区間は非電化なので、架線ではない)がけっこうフレームに入ってくるので、それを避けられるようにこの構図を選んだ。晴れていたら能登半島が綺麗に見えていたかもしれないけれど、こうして何らかの想像の余地を残した空間があるように見えるのも良いと思った。


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[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

そして、思った通りの写真を撮ることができた。ただひとつ、こんなときにかぎってハットリ君列車だったこと以外は(苦笑。


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[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

結局、また下に降りて1枚目の写真と同じ構図で撮ることにした。メモリーカードに入っている失敗例を何度も見返しながら、前回よりも少し立ち位置を後ろにして、手前左下にかすかに写り込みそうな枝に気をつけながら、列車を待つ。ハットリ君列車である保証はない(途中一時間ほど撮影地を離れていたので)けれど、一両編成ならこれでバッチリ大成功や!


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[ SIGMA sd Quattro / SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art ]

・・・のはずが、まさかの二両編成(笑。なんとかフレームに収まり切るよう頑張ってみたが、引っ張りすぎて見事に枝被りをしてしまったのである。

この気持ち良いくらいの失敗の連続に、よけいにやる気が出てしまった。ディーゼルカーは来る時間によっては編成数が変わるようだが、幸い速度が遅いので対応はさほど難しくはない。さすがに枝は切れないから、今度は同じ立ち位置でもディーゼルカーがもうちょっと奥にいるときにシャッターを切ろう。太陽の位置は問題ない。

失敗をすることで、次への対策とアイディアが浮かんでくるのが楽しい。正しい失敗を楽しめるようになり、いつか思いどおりの写真を撮ることがきたらきっと、写真撮影の腕は上がっているはず。

ちなみに連射はしない派です。保険をかけるような撮り方なんかしたくないから。一発勝負の中で失敗を楽しみたいよね。”羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権”みたいに。あ、ちょっと違うか。


デザインあ展 in TOYAMA に行ってきた


富山県美術館にて 5月20日まで開催されている、『デザインあ展 in TOYAMA』 に行ってきました。

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調べてみると、2013年に東京ミッドタウンで開催されて以来、5年ぶりだとか。7月には東京でも開催されるとのことで、それに先駆けて体験できるなんて、富山に生まれて良かった!


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会場入りして最初のセクション、お弁当の梅干しになれるやつ。行列ができていたので、おれだけ並ばされて家族は先に好きなところを見に行ってしまいました。


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今の時代、性別を色で決めるのはナンセンスだと思ったやつ。人はそれぞれのカラーを持つもんだ。他者に決められることなどないはず。これが5年前の展示をそのまま持ってきたものだとしたら、それはちょっと・・・と思っちゃう。


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タッチパネルの画面に自分の名前を入力すると、その文字が顔のパーツに置き代わるという装置。最初、なにがなんだか分からずに触ってみたけれど、これ面白いわー。顔を構成するものの形と文字の形を融合させるとは、錆びついた感性が揺さぶられるぜ。


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いくつかのアングルから同じ対象をモデルにデッサンするやつ。これは花見といっしょで場所取りが肝心かと。おれはそもそもこの自転車の置き方自体が気に入らなかったのと、絵を描く場所が固定されていたので不参加。なんなんだこれ、自由度の低い”アート”やなあ(ぉ。


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しかし、それでも果敢にチャレンジする画伯。保育所の年長さんなのに係の人に小学生に間違われること2回(実話


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次はママの番。ふだん、おれ以上に人混みが苦手なのに、この日は珍しく付き合ってくれた。


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描いたデッサンは、スキャナーで読み込んでプロジェクターに投影されるはずが、システムの不調で数度にわたりエラーを起こしてました(苦笑。


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(係の人が)気を取りなおして無事投影できた、画伯の作品。


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次は、「あ」の文字をもとにデザインを広げていくやつ。商業デザインとか好きだったり、得意な人にはストライクゾーンですよね。おれは抽象画を描くのが好きなほうなので、こういうのは超ニガテ。

あと、せっかくデートで来てんのに、自分のセンスの高さをひけらかしたいのか、すごい集中して絵を描いている男の子が多かったですねえ・・・。彼女ほったらかしで(笑 そんな余計なことばかりに目がいってしまう人間観察魔なのであった。

このコーナーには来場者の作品も展示されていましたが、中には明らかにこの場で用意されていない画材を用いているものが散見されていたので、なんだかなあと。きっと自宅に持ち帰って時間をかけて描いたあと、後日あらためて作品投函ポストに入れたっぽい。

入場料 1,300円 を2回払ってでも目立ちたいんかと。


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というわけで、どの作品も発想そのものはとても素晴らしいと思うけれど、既知のものをちょっと切ったり歪めたりしただけに過ぎない、ベースの形からいまひとつ抜け出せない歯がゆさを感じなくもなかった展覧会でございました。

もともとのコンセプトとして世の中に存在するモノの形の面白さを子供たちに気づいてもらうには、ちょっとパンチが足りなかったんじゃないかな。家族で参加するイベントとしては楽しかったけれど。





THE ドラえもん展 TAKAOKA 2018 に行ってきた


「あなたのドラえもんをつくってください。」―

国内外で活躍する28組のアーティストたちにそんなお題を投げかけて制作された作品を集めた、『THE ドラえもん展』 が 2018年3月16日(金)から5月6日(日)まで、高岡市美術館にて開催されています。

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入場料は一般(ふるさとギャラリーを除く)1,300円、4歳から小学生までの年端もいかない子供は500円です。

昨年の秋には東京は六本木ヒルズで開催されていましたね。 - THE ドラえもん展 TOKYO 2017


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2時間無料の地下駐車場にクルマを停めて地下入口から美術館に入ろうとしたら、なぜか外に出てしまいました。 何を言っているのか分からないといますが、おれも何をされたのか分からなかったです。建物の構造が凝りすぎているおかげで軽く遭難しかけました(

さてさて、この作品展は写真撮影がOKというエリアが多く、逆に写真撮っちゃダメとされる作品のほうがむしろクソつまらない感じでした。


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大好きな梅佳代先生の作品。”視点はいつもこうでなきゃ” と思わずにはいられないものばかり。


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表紙カバーのないところなんか反則。


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今回の作品展の見所の頂点はこの巨大しずかちゃん・・・ではなく、このあと地下展示室に案内されてから観ることができる、とある作品だと思います。さながらあの「ブラックボックス展」のように暗幕で仕切られた狭い部屋に入るわけですが、子供とではなく自分一人で来たことを後悔するくらい、ずっと何時間でも見ていたくなる作品でした。

会期は長めだし、いつか次男を連れてもう一度来ようかと思います。


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せっかく来たので、美術館を出て少し待ってから近くのJR氷見線・越中中川駅の踏切でハットリ君列車を撮りました。この日の気温は20℃にも届こうかというくらいの暖かさで、つい 「まじま」 の十段ソフトを食べたい気分になりましたね~。




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