Asahi PENTAX Super Takumar 28mm F3.5


毎週のように宅急便でレンズが届くので、だんだん嫁の目が厳しくなってきている今日この頃、
いかがお過ごしですか?

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さて、今日のお題は 旭光学(ペンタックス)のスーパー・タクマー 28mm F3.5 でございます。
1961年に発売された銀塩カメラ、ASAHI PENTAX S3 の対応レンズとして発売されました。
ってことは、半世紀もの歴史あるレンズってことか!

今回入手できたのは、同じ仕様の中でも初期にあたるもの。実はまだ何も知らなかったころに
後期型を入手していて、あとからこの前期型の存在を知ってずっと探していました。


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さらに、その前期型にも4種類もある上に、こっそりとマルチコーティングの施されている個体まで
あるというカオスっぷり。
さすがに全部集めようとは思いませんが、錆びついた収集癖がちょっと首をもたげてきましたね(ぉ

備忘録として特徴をまとめると、
・フィルター径が58mm
・最小絞りがF22(後にF16までとなる)
・絞り輪が円筒形
・F8の位置にスナップマーク指標がある
・文字がフツラ書体(前期型の一部、または後期型はヘルベチカ書体)
といった感じ。

また、後期型との大きな違いはそのレンズ構成で、後期型の7群7枚に対し、6群7枚となっています。
このへんは個人的にはチンプンカンプンで、つまるところ写りが良いのが前期型、という単純な理由で
興味を持ったというのが大きいです。

ところで、不思議なのは年代的に黄色く変色していてもおかしくないのに、このレンズ、
めちゃくちゃふつうに綺麗なんですよね・・・。


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さて、おまけとしてスカイライトフィルターが付いてきました。デジタル時代には必要ではないと思い
ますが、ヴィンテージレンズ・コレクターとしてはちょっとウレシイ。
専用フードもあるようですが、ただでさえデカイレンズなのに、さすがにちょっとなあと思ってます。


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んで、サイズ比較でーす。

左から今回入手した前期型の Super Takumar 28mm、そして後期型の 28mm。
こうやってみると、後期型ってえらいコンパクトっすねー。5勺のぐい呑みとほぼサイズが変わりません。


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横に並べるとこんな感じ。これで同じ 28mm F3.5 とは思えないくらいに感じます。
後期型のフィルター径は49mm で、NEX 用に持っていたNDフィルターとかがそのまんま使えて便利。
でも、描写力は前期型と比べて劣るそうな。
そこらへんは追い追い比較してみようと思いますが、小さいというのもひとつの正義だし、その存在を
否定しようとは思いません。


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というわけで、さっそくレンズアダプターカメラに付けてみます。純正のマウントアダプターリングが
とっても便利。
先日、KIPON の仕様の違うマウントアダプターを付けて外したときにできた傷が気にならなくもないですが、
こうやって写真に撮ってみると、言われなきゃ気が付かないかもなあ。
まあ、よっぽど気になるのなら、そのうちマウント部分だけ部品交換してもらえばいいのかも。


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さておき、装着感はこんな雰囲気です。艶のある後期型の鏡胴とは異なり、ちょっとくすんだ感じに
見えますが、50年近い年代を考えると、これでも十分に美品かと。
ああ、早く春にならないかな。

そうだ、来週 岐阜まで桜撮りに行くから、そのときに連れて行ってみよう。


つづく




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KIPON M42 - K MOUNT ADAPTER


マウントアダプターを追加購入しました。

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K マウントの PENTAX K-3II で、M42 マウントのオールドレンズやロシアンレンズを使うための
マウントアダプター。数年前まではほぼ KIPON 製しか選択肢がなかったように思いますが、
近年はいろんなブランドのアダプターが発売されていて正直迷いました。
でもまあ、ここは安定の KIPON ということで。


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左)が KIPON 製、右)が PENTAX 純正の M42 - K マウントアダプター。
純正品を持っているのに何でまた敢えて社外品を?と思うかもしれませんが、KIPON のこのマウント
アダプターをよーく見ると違いが分かると思います。


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約3年前に入手した aus JENA Tessar 2,8/50 のような押しピンタイプのレンズを、純正のアダプターを
介して使おうとするとピンの部分が遊んでしまいます。


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これがどういうことになるかというと、このピンと連動した鏡胴側面のスイッチが常にフリー状態の
ままなので、せっかくのレンズなのに、絞りが開放のみという制約が生まれちゃうんですよね。
まあ、このスイッチを指で押さえながらであれば、実絞りで撮影も可能といえば可能なんですが、
指が痛くなるだけです(苦笑

以前はこのことに気づかないまま、絞り開放のまま写真を撮りに行き、物足りない思いをして来ました。


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それが、マウント側が狭くなっているこの KIPON 製マウントアダプターを使うことによって、ピンは常に
押されたままになるので、これでようやく実絞りで撮影できるわけです。


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ちなみに、旭光学のタクマーレンズだと、切り替えスイッチがあらかじめ付いているので、不便を感じる
ことがありません。AUTOの位置でもK-3II のハイパーマニュアルモードがちゃんとフォローしてくれますし、
MAN(UAL) の位置では当然実絞りで撮れるので、むしろ純正さえあればOK。


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KIPON 製のアダプターにはよく分からない治具が付属していましたが、マウントへの装着用のもの
でした。純正はけっこうガバガバで、遊んでんだなーとか思ってたんですけど、KIPONのはギッチギチで
締まりが良すぎてこれまた指が痛くなるので、こういった治具を利用する必要がある、と。

ちなみに外すときにコツがあって、治具を浅めに挿し込んで回さないと外れません。
それに気付くまで時間がかかり、カメラ側のマウントにちょっとだけ傷付けちゃった・・・。


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さておき、これでようやくこの東独製のレンズ(ヘリコイド超重い)がちゃんと使えるようになりました。
機会があれば実写レビューもしてみたいと思います。



Poorman's Summicron


”プアマンズ・ズミクロン” と聞いてもピンと来ないほど、フィルムカメラには疎いんですが、
あのライカのレンズに匹敵するほどの描写をすると言われているレンズが、お手頃価格で
入手でき、かつK-3II にポン付けできる Kマウントとくれば入手せざるを得ませんでした。

”ズミクロン” の呼び名が聞き慣れないので調べてみたら、ライカ製の開放F値2.0 のものを
そう呼ぶみたいですね。ちなみに、開放F値2.8 のものはエルマリートと呼ぶそうです。

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さて、この RICOH XR RIKENON 50mm F2 というレンズ、元は同じく RICOH の XR500 という
フィルムカメラとのセット品として販売され、単体でも 9,000 円ぐらいだったというもの。
しかも、昭和50年ごろに旭光学(現・PENTAXとでもいうべきか) が制定したKマウントを採用し、
互換性のあるレンズを販売していたというから、今の両社の立場を考えると感慨深いものがあります。


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入手したのは作りの良さから人気の高い初期型。金属製の鏡胴でズッシリとした手応えを感じる
ことができます。


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話の流れ的に、今では PENTAX(旧旭光学) は RICOH のいちカメラ製品部門でしかないことに
同情して K-3II にこのレンズを付けてみるところですが、50mm のレンズは Carl Zeiss の Planar が
すでにあるので、ここは最近入手したレンズアダプターに付けちゃうぞ、と。

ちょうど KマウントレンズをEマウントカメラで使えるようにするマウントアダプターを持っていたのも
このレンズを入手することに躊躇わなかった理由のひとつでもあります。


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本来 PENTAX ユーザーで、M42 マウントのレンズも持っているのであれば、M42 - NEX の
マウントアダプターを素直に用意すべきなんですが、純正の M42 - K アダプターリングを持っていた
ため、Eマウントのカメラで PENTAX のレンズを使いたい場合には マウントアダプター2枚重ねで
使おうと考えてたのでありました。それが今回に限っては功を奏したかと。

余談ですが、純正のアダプターリングは押しピン付きのレンズには対応していなかったので、
最近また別のアダプターリングを注文しました。その話はまた後日・・・。


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というわけで、α7に付けてみた。ただ付けてみただけ。
このα7を譲ってもらってからというもの、死蔵寸前だったレンズやマウントアダプターが生き生きと
し始めたのは面白いなあ。オラなんだかワクワクしてきたぞ!

こうなってくると、APS-C センサ搭載の NEX-5N の出番がますます減るんで、いよいよまた機材の
整理をする必要が出て来た予感・・・。




つづく


Industar-61 L/Z MC 50mm f2.8②


Industar-61 L/Z MC 50mm f2.8 が届いたら、ぜひやってみたいことがあって、場所も決めていました。

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というわけで、娘を塾に送り届けたあと、次男を連れて環水公園にやって来たぜ!

この日、長男は無事に中学校の卒業式を迎えることができ、インフルエンザに罹りながらもなんとか
出席できるまでに体調が回復しました。
式を終えたあと、速攻で帰宅して寝かせましたけど(苦笑


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さて、この Industar-61 L/Z MC 50mm f2.8 、f5.6 あたりまで絞ったときの絞り羽根の形状が面白い
以外は、いたって普通に良く写るレンズです。


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これが 30年も前のレンズで撮った写真とは思えないでしょ?


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最近めっきり陽が永くなったので、狙ってる光の具合になるまでしばしお茶でも飲むことに。


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外はまだクソ寒いというのに、何も考えずにフラペチーノ頼んじゃったのは内緒(
でも散歩しながらだったんで手が冷たい以外はけっこう平気だった。


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そうこうしているうちに、だいぶ良い感じに日が暮れてきました。


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公園内の照明が灯り始めたら作戦開始です。
今まで気にもしたことがなかった点光源がすべておかずとして立ち上がってくる瞬間・・・!


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うっわ、ホンマに六芒星w

これを見てみたかったんよね、期待通りじゃねーか。本当に面白い!


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でも、風景写真としての遊び心としては、こらへんまでが限界かな。


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ここまでくると、どこで撮ろうが関係なくなっちゃうしね(苦笑


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いやあ、なかなか楽しかった。

一見ふつうに撮れて、外観の地味なレンズながらも、こうやって遊べる要素があるのは面白い。
ふだん使いにするにはもっと良いレンズがあるのでスタメンは無理だけれど、ベンチ入りさせて
おくと息抜きにちょうどいいかも。

これは良い買い物だった。


Industar-61 L/Z MC 50mm f2.8


NEX-5N 用に Industar-61 L/D 55mm f2.8 を買って使ってみたら、なかなか面白かったので、
もっとないかなと探してみたら、面白いどころかとっても変なのが見つかったので、落札して
みました。

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キリル文字、読めねー(苦笑
今回落札しましたのは同じくロシアンレンズ、Industar-61 L/Z MC 50mm f2.8 でございます。
ドイツの Carl Zeiss の Tessar 型レンズをコピーして作られたという一品。
旧ソビエト時代の1980年からおそらくは1995年まで、モスクワ近郊の都市にあるリトカリノ光学ガラス工場
(LZOS) にて製造されていたようですが、後期に向かうほど質が悪いという噂も聞いてます。


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手元に届いた個体は、製造番号から察すると、1985年製のもの。まずまずではないでしょうか。


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個人的にちょっと面白かったのは、リアキャップとケースが一体になっていること。
若干グリスが漏れていますが気にしない。
聞いた話だと、ロシアというと極寒の地でもあるので、そういった環境でも稼働するように
粘度の低いグリスがたっぷりと使われているとか。


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んで、このレンズに興味を持った最大の理由がこれ。
なんと、絞り羽根が星型なんですよ! いわゆる六芒星の形をする変わった設計で、
f8 あたりでこの形になり、f16では完全な六角形となるのが特徴。

これを利用して、イルミネーションなんか撮っちゃったりなんかしちゃったりするとですね、よくある
玉ボケなんかじゃなく、六芒星のボケが写るンですよ!


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夜から雨、という微妙な予報を耳にしつつ、K-3II に付けてみました。想像してたよりもずっとコンパクト。
これなら Eマウント のカメラで使ったほうがデザイン的にもバランス取れるかもなあ。


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さてさて、実撮影が楽しみなレンズが一本仲間に増えました。
早く夜にならないかな(ぉ



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