シン・ゴジラ/Blu-Ray の発売日が決まったぞ!


IMG_7343-2

観てないけどびっくりするぐらい世間の評価の高い 『君の名は』、『この世界の片隅に』 を
経たあとだと、どうしても存在が霞んだ感の否めない庵野秀明監督渾身の特撮空想映画、
『シン・ゴジラ』 のソフト化がついに決定、発売は2017年3月22日だよッ!

購入するのは国民の義務として(ぉ、いくつかのバリエーションがあることにいつも混乱する
ので、今のうちにまとめておきますが、結論から言うと、

4KテレビもUHD BD 再生機も持ってなくても黙って
UHD BD 版買っとけ!!


なのである、以上!


■第一形態
DVD 2枚組(本編/特典Disc) 3,800円*

■第二形態
BD 通常版2枚組(本編/特典Disc) 4,800円*

■第三形態
BD 特別版3枚組(本編/特典/スッペシャル特典Disc) 6,800円*

■第四形態
UHD BD/BD 4枚組(4K UHD BD本編/BD本編/特典/スッペシャル特典Disc) 8,800円*

*消費税抜(悪意のある転売ヤーに惑わされないように定価は押さえておかなきゃね!)


個人的には、まず第四形態の UHD BD/BD 版は買うとして、これまでの英才教育が功を
奏してすっかり怪獣&恐竜好きになった次男対策(ディスクの記録面をべったべた触る)の
ために、DVD版も買わなきゃなと思う次第。

いずれにせよ、劇場では一回しか観れていないので、早く自宅で好きなだけ噛みしめたい
ですね。


スポンサーサイト

Black Rain


ちゃんと観たつもりが、実際は大半のストーリーが頭に入っていなかった、リドリー・スコットの
『ブラックレイン』(1989年)を思い出したように視聴。

リアルタイムでは観ていないはずですが、おれの中では『アンタッチャブル』(1987年)の
テレビ放送を観たのち、アンディ・ガルシア(カストロ政権から逃れてきたキューバ系移民の子
という出自-イタリア系かと思ってた)のファンになった流れでこの作品に興味を持った・・・はず。

また、坂本龍一の著書 『SELDOM-ILLEGAL:時には、違法』(これも1989年)の中で、
『戦場のメリークリスマス』のプロデューサーだった友人の紹介で会ったマイケル・ダグラスに
高倉健が演じた松本警部補役として出演を打診されるエピソードを通じて、
なんとなくタイトルだけは頭に入っていたと思う。

それに、監督はあのリドリー・スコット(『ブレード・ランナー』 の後、まだ数本しか撮って
いなかったため、今ほど技量を疑っていなかった)だったし。

そういう流れなので、松田優作の遺作として一般に認識される感覚からは外れてますかね。
むしろ、アンディ・ガルシア演じるチャーリーが殺されるシーンばかりがずっと頭に残ってる。

そんな 『ブラック・レイン』 ですが、あらためて観ると、松本警部補役は高倉健で本当に
良かったと思います。あの坂本龍一だったらというわけではなく、
他のどんな役者でもあの役柄の自然な立ち居振る舞いはできなかったと思う。

健さん、当時すでに58歳ですか。今のどの60前の男より若々しいんじゃない?(苦笑
これまでも何本か高倉健が出ている映画を観た(と言っても 『南極物語』や『ミスター・
ベースボール』くらいだけど)けれど、この作品の演技がいちばん好きだなあ。

あとのは、仏頂面で時々口をモゴモゴさせてる印象しかなくて観る気も起きないし、
今さら任侠映画を遡って観るほど酔狂ではないし(ぉ


さて、映画のストーリーそのものは、よくよく考えたらすごくシンプルなものだという
ことに気付きました。
それを骨子として、肉付けされた脚本には目立った破綻もなく、ドラマとしてもっと評価
されても良いんじゃないかと思うんだけど。

偽ドル札の原版を巡る、親分と元子分の抗争と、アメリカ人の刑事と日本人警官の友情。
バディものとして観ても高倉健の演技が巧いので安心して観られるし、
マイケル・ダグラスには好き嫌いが分かれるとは思うけど、おれはこのくらいクドイ顔の
方が対比としてメリハリが付くので彼のキャスティングはアリだと思ってる。

外国人映像作家の描くおかしな日本感は、当時のスタッフが頑張ってくれたおかげか
さほど変でもなかったし、むしろ外国人でしか切り取ることのできない大阪の風景が
見られてとても面白いと感じました。

驚いたのは、ケイト・キャプショーの出演で、当時はスピルバーグと結婚する前でしたね。
せっかくクラブ・ミヤコのホステス役で出たんだから、『インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説』
で演じたウィリーのセルフ・パロディーでもやればよかったのに(笑

マイケル・ダグラス演じるニックのニューヨーク市警での同僚役として、ジョン・スペンサー
(2005年没)の顔がここでも見られて良かったし、公開から30年近くの時が経った今、
若山富三郎(1992年没)、高倉健も鬼籍に入り(2014年没)、松田優作の病状を当時唯一
知っていたといわれる安岡力也(2012年没)、そして若山富三郎の子分役として出演
していた吉本新喜劇の島木譲二も今年亡くなった。

30年近く経った今でも彼らはあのときのまま変わらずフィルムの中で、当時のまま永遠に
生き続けている。


ロスト・バケーション


絶賛ブレイク中の若手女優、ブレイク・ライブリー主演の海洋サバイバル映画。
原題は ”The Shallows”。意味は「浅瀬」、ということで満潮時には海面下へと沈む岩場で
立ち往生を強いられ、サメの恐怖に怯えながら脱出を図るというもの。

ちなみに、彼女を救おうとしたメキシコ人男性3人がサメの餌食になっていますが、
そこをあまり深掘りせずにサラッと流すのはまさにハリウッド・スタイル。

サメ映画といえば、古くはスピルバーグの 『JAWS』 (1975)に始まり、レニー・ハーリンの
『ディープ・ブルー』 (1999)あたりからだんだんおかしくなってきた印象があります。
今やサメ映画はアサイラム社の 『シャークネード』 シリーズしか思い浮かばないもん・・・。

それをやっとちゃんとしたジャンルに引き戻してくれる作品が公開された!
と期待したものの、ちょっと微妙だったかなあ。

登場するサメは一匹。極端に大きい個体というわけでもなく、よくいるホオジロザメってのは
リアリティがあって良いとして、
あまり姿を見せない(1人目の犠牲者が出たとき、演出上敢えて襲撃シーンを写さなかったのは、
恐怖感を逆に薄めてしまって失敗だと思う。ティーザーで見られるのは2人目の犠牲となった
サーファーの男を派手に襲うシーン)ので、映画を観ながら「あれ、おれ今何の映画観てるんだ
っけ?」と思うことがしばしば。

作品の大半の時間が、医療知識のある若いねーちゃんが甘嚙みされた左太腿を見事に止血し、
脱出の機会が来るまでじっと岩場で寝てる様子ばっかりで、さすがに90分という尺でもこれでは
ダレて来るんだよねー。

先にサメに襲われたと思しき鯨の死骸の造形が見事で、その存在が上手く「あ・・・このビーチ、
サメがいるんや・・・」と序盤に想像させてくれていただけに惜しい、非常に惜しい。

最後の闘いのオチは賛否両論あったようですけど、個人的には海上に存在するものを利用して
解決したので、全然アリだと思いました。あっけなかったけど。

あと、カモメの存在感が素晴らしかったです。

DSC02729


ルドルフとイッパイアッテナ(軽くネタバレ)


生まれ変わったら、井上真央と結婚したい

先日、小学5年の娘を連れて 『シン・ゴジラ』 を観に行った償い(ぇ に、娘が観たいと言っていた
『ルドルフとイッパイアッテナ』 をいっしょに観に行くことに。

同じ東宝制作ながら、製作委員会方式で作られた作品(ぉ

ippaiattena

最近になってテレビである程度紹介されるようになって、ようやくこの映画がCGアニメであることと、
原作が有名な児童文学であることを嫁に聞かされて知った、という感じのテンションの中、
劇場の椅子に腰を下ろしてみると・・・。

全俺が泣いた・・・!


なんやこれ、ふつうにええ話ですやんか。
登場人物(犬猫含む)をかぎりなく少なくし、本当に悪いやつはいないという性善説で成り立ち、
心底嫌なやつだったアイツにもアイツなりに理由があり、最後は仲直りって展開が素晴らしい。

そして、止まれぬ事情から(最初の)ルドルフを諦めざるを得なかったリエちゃんを悪者にしない
配慮からか、最後まで彼女の顔がはっきりと分からない演出も良いと思いました。

また、以前イッパイアッテナを飼っていた人間が出て行ったあとの空き屋の処遇、
イッパイアッテナが言っていた ”飼い主はアメリカに行った” って話、それって本当は彼の
都合の良い妄想で、実は亡くなった家主の固定資産税を親族が相続したくなくて放置された
ままになってるやつかと思っていたんですけど、ラストでそう来ましたか。

野暮な予備知識ですが、上記の理由から野良猫となった ”イッパイアッテナ” という名前は、
同じ生活圏で暮らす人間からそれぞれ好きな呼び名で呼ばれているトラネコのことを、
ルドルフが勘違いして呼んだ名前です。いわゆる 「おまえ うまそうだな」 的な思い込み系ですな。

その ”イッパイアッテナ” には、ほかにも ”ステトラ” や、 ”デカ” に ”トラ”、小学校の先生には
”ボス” と呼ばれています。(この小ネタが大好き)
それくらい、彼はあちこちに顔を出しては人間から食べ物をもらい、たくましく生きている野良
なのだ。

さて、主人公のルドルフはといえば、リエちゃんに可愛がられながら岐阜市内で過ごした第一形態
から、東京都は江戸川区北小岩へとトラックに乗って運ばれたのち、そこで一年暮らして第二形態
へと成長し、一度はリエちゃんの家に帰ることができたものの、悲しい現実を目の当たりにして、
ふたたび北小岩へと帰ってきたルドルフの第三形態、たくましかったなあ。

彼がシン(新)・ルドルフに名前を訊かれて答えたセルフ、「僕の名前はいっぱいあってな・・・」という
シーン、ちょうどイッパイアッテナがアメリカを目指したころでもあったため、
イッパイアッテナが居なくなったあとの後継者のしてのイッパイアッテナとして、ルドルフは生きて
いくことを決めたのかと思って、ちょっと目から変な汁が出てきました(実話

その予想は見事に外れちゃうんですけど、すべての伏線を回収しきったシナリオ、見事です。

ふだん、動物が人間の言葉を理解したり、文字を読んだりって設定の話は好きではないんですが、
この映画に関していえば、彼らが学校の教室に忍び込んで学級文庫から知識を得るというシーンの
演出のダイナミックさは素直に面白いと思いましたし、
高速道路の路線図を見ながら、どのサービスエリアでどこナンバーを付けたトラックを探すか計画を
立てるところなんか、ニヤニヤが止まりませんでしたね。


個人的には、大塚明夫(メタルギア・シリーズの主人公役で有名)演じるクマ先生が、イッパイアッテナ
を彼なりの呼び名で呼ぶ台詞が、本当に最高で、ずるいなと思いました。


教養がないおかげで想定外に楽しめました。これはソフト化されたら即買うと思います。



シン・ゴジラ(観た後)


生まれ変わったら、石原さとみと結婚したい。

『シン・ゴジラ』、すごいですよねー。公開1週間で累計興収は21億円突破ですか、リピーターも
続出している模様。ネットではボチボチネタバレも散見されつつあるようなので、観てもないのに
観た気分になる前に、慌てて劇場に足を運んだ次第。

・・・たぶん、このタイミングを逃したら一生観ないと思って。

DSC02526

今回はいつもの「シアター大都会」ではなく、ちょっと足を伸ばして「TOHOシネマズ ファボーレ富山」へ。
無茶を承知で小学5年生の娘を連れてきてしまいました(ぉ


DSC02528

早めに行ってパンフレットを確保しようという作戦でしたが、あいにく品切れ中のPOPが。
開演まで時間があったので、娘とウインドウショッピングをしつつ、再び劇場エントランス・ホールに
来てみると、時間待ちをしている人の手元に「シン・ゴジラ」の文字が透けて見える袋ががが!

慌てて物販コーナーへ行き、無事に買うことができました。
たぶん、開演時間近くまでに在庫を持たせておく劇場側の作戦だったのかな、と。
こういうとき、周囲への観察眼ってのは大事だとつくづく思ったわけです。

あと、ふだん映画を観るときは何も飲み食いしない派なんですが、娘もいるのでポップコーンやら
ポテトやらを買い、二人で分け分けしながら観ました。
娘ははっきりとは感想を言わなかったけれど、「気持ち悪い」「音がうるさい」というふうに、
わりと肯定的でない感触。
そりゃそうだ、本来なら 「ルドルフとイッパイアッテナ」が君にはぴったりなのだから。


DSC02527

さて、ネタバレにならない程度の感想を書くとするならば、第1作目のゴジラ(1954)のときもそうだけど、
今も東日本大震災や茨城県常総市大水害、熊本地震などに被災、これまでとは異なる生活を余儀なく
されている人々が現実に存在している中(第1作目の公開はポツダム宣言の調印からわずか9年後)、
自分たちの生活している場所や建物が破壊され尽くす映画を観て、何が楽しいんだろう?
と思ったのは事実。

嬉々として都心が未曽有の大災害に襲われた際のシミュレーションよろしく自衛隊(主に陸自)
の作戦行動や、政府閣僚の対応を現実っぽく描きつつも、被害規模を具体的に言わないのは
中途半端かと。

また、作品内での犠牲者の数も、最初の上陸時のときに100人程度と発表されて以降、
あとは避難者数が360万人としか明言されず、正直ずるいなと思いました。
都市機能が破壊されて報道機関も壊滅状態であれば、仕方ないんでしょうけどね。

といった感じで俯瞰したいのか仰視したいのか曖昧に感じられるところが、この映画を箱庭作品の
ままにしている所以だと思うのが、率直な感想です。

いや、もともと怪獣映画なんて箱庭なのかもしれないな。

ただ、映画というものはいくつものファクターを成り立つものであって、特に素晴らしいのは
これまでの ”ゴジラ映画” のイメージをキッパリ捨て、庵野秀明&樋口真嗣に”ゴジラ” を託し、
こんなパワフルな映画を作って公開させた東宝って映画会社はすごいなと思いました。
VFXの稚拙さはまだ少しだけあるけれど、それを補って余るほどに感性に訴えかけるシーンが
いくつもあったし、あれだけの数の俳優を揃えて出演させたマネージング能力がハンパない。

映画作りにこれだけのエネルギーを注げるのなら、それこそ ”まだまだやれる” と思います。

『シン・ゴジラ』 の前と後で、日本映画界はずいぶん変わるんじゃないですかね。



何はともあれ、今年観るべき映画なのは間違いない。市川実日子が素敵、ピエール瀧最高。
石原さとみは劇場公開時のコメントにも見受けられた、”負けるな、と自分を鼓舞した”という
言葉の意味が、ようやく分かります。

あの役を演じるのが難しいのは決まってる。絶対周囲から”浮く”という前提のポジションなの
だから。そこへ挑むしかなかった彼女への批判が多いようですが、真摯に役に向き合った
結論だと思って受け入れましょう。

おれの中では余貴美子が化粧だけシン・都知事をパクっただけで、演技らしい演技をして
いない(彼女の魅力でもある朴訥な口調が仇になっている)のと、國村隼の眼力だけに頼った
演技の方がどうかと思ったけどなあ。

手塚とおるは反則(ぉ

アクセス
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
α7 (6)
みんぽす
モノフェローズに参加しています
サイト内検索
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QR